横浜DB物語 第66話「接戦とキャプテンと堂林くん」

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    2012年07月01日 21:08 visibility50

広島2-1横浜DB(マツダスタジアム)

 

特に試合前半の、細かいところは見ていないのですが、

 

よくやった。

 

負けているんですけどね。

 

 

接戦というレベルまで一応持っていっている点についてのみですけどね。

 

 

序盤の本塁憤死は、ありゃ、どうしちゃったか筒香、ですが、

カープの外野は、しぶとすぎるわ。やはり質が高い。

 

一方で7回裏の荒波は惜しかった。

 

またここで、鶴岡が捕球していれば、でしたが。

 

結局、どうしてバズーカ黒羽根ではなく、

広島戦でも鶴岡なのかは、ベンチしかわからない話で、

にも関わらず、接戦に持っていっている。

ここは褒めよう。

山本だから投げるべきところに投げられる、というのもあったのだろうし。

 

打線は今日は研究もされたか、打てなかったが、

その分、

 

ね、いいでしょ石川の7回裏の守備2つ。

あれは褒めてあげて。

 

あんだけあんだけばかにされ、

自軍ファンからも聖域扱いされた上に、

昨年は耳栓までしてプレーしていた彼が、

 

「適性がある」という一言で救われたセカンドのポジション、

2日前だったか沖縄だったか、

何しとんねんという守りの危うさがあったのだが

今日の7回の後方フライスライディングキャッチと、

そのあとの素早い動き、

更に二遊間のゴロを捕って、自分で足を延ばしてベースを踏むプレー、

 

ちょっとドタバタする感じも、あるにはあるが、

 

その

ズッコケ男道っぷりが

愛おしい。

 

そういうプレーっぷりであった。

 

だから、

 

カープで堂林選手が

エラーしてもエラーしても、

 

打つことで讃えられ、伸ばされて、

「大塚明体操」まで導入されて、

 

カープファンは暖かいなあ。

 

うちらももう、今日については、

石川褒めましょうよ。

 

全部を一気に求めすぎちゃうから、きついわ。

 

9回なんか、ミコライオ投手相手に、

最後はファールしそびれかもしれませんんが、

13球粘るから。

普通はできへんから。

 

たとえ負けていても。

 

あの技術は杉村直伝の2ストライクアプローチで

他球団の選手に、決して負けていないから。

 

 

そこがベイスターズ最下位クオリティにおける、

 

希望のひとつである。

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