Last30「試合数に関係なく『勝ちたいんです!』」
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smiles
2012年09月04日 21:08 visibility64
横浜DB2-1東京ヤクルト(横浜スタジアム)
両先発が勝ち星から遠ざかっていること、
ヤクルトに本塁打王バレンティンが戦列復帰、
ベイスターズは中村紀が復帰、
更に、スタジアム的には「住宅ローンナイター」企画。
見どころはそれ相応にありました。
ヤクルト1点先制後の2回裏に筒香で同点、
勝ち越し打も筒香。
ウイニングボール捕球も筒香。
7番降格という問題ではなく、やはり持っている男でありましょう。
三浦は後半からストレートが増えるという高城の配球の中、
7回の川端選手への攻めはかっこよく、
8回は高城が盗塁刺で盛り立てました。
復帰のノリもヒット一本に、エンドランを止めるファインプレー。
わだかまりなくプレーしていただければそれでよし。
で、最終回は
外野後方に稲光を見ながらも、
山口が2死3塁としながら封じ込んで、
通算100セーブを達成いたしました。
シーズンのセーブ数こそ減りましたが、今季は序盤の失態から考えれば、
中身のあるセーブ数です。
彼にはやるべきことがあるので、今後も精進を祈ります。
試合内容的には紙一重で、
ヤクルトの好プレーに、
ベイスターズ側には度重なるバント失敗もあり、
荒波などはハードラックが重なって、最後はバット叩きつけて悔しがっていましたが、
悔しがれる気力があることについては、ややほっとした。
三浦に久々の白星が付き、
未来の中軸と、若きストッパーで勝ち取った試合、
このチームは、投手の三浦を中心とした、
全体で粘って守って勝ちを奪い取るチームなのではないかと
今更ながら気づかされました。
タイトルはヒーローインタビューにおける、
筒香の「残り試合少ないですけどせいいっぱい頑張ります」発言を受けての、
三浦の心底からの言葉。
荒波の姿もそうでしたが、
三浦の言葉からも、いろんなジレンマが感じ取れて、
決してチームが死んでいないことを感じ取れました。
やはり監督は監督然とした人であることが大事。
そのうえで、失敗を詫びて、かつ切り替えて責任を全うする中畑に、
賭けていくしかないのだ。
1万人を割ってしまった観客動員でありますが、
あきらめずに、応援していこう。
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