「わかってる、皆まで言うな!」

  • smiles
    2013年04月06日 12:57 visibility1283

④  雨天中止 DB-G(1) (横浜スタジアム) 4/2

昨年同様、本拠地開幕が雨天順延となる。

球団応援歌を作曲なさった布袋寅泰氏は、次の日に来られないとのことだが、

日を改めて是非、お越しくださることを願う。

延期そのものについて言えば、先発が足らないので、

ソトはともかく、この三連戦、井納や小杉という先発説があった点は、どうなるのだろうというのがありました。

後日登板になるなら、ソトは隠せるので、対読売キラーを考えれば、読売に対して投手を一人隠せるのは、駆け引き上、嫌な感じを少しでも抱かせるのであればなあと、このときは思っていました。

 

④ ●DB8-10G (対G1回戦  4/3 横浜スタジアム)

4時間11分。

熱闘、激闘、というより、さんざん王者と言われている球団に喰らいついた結果でした。

スライド登板のソトがよろしくなかったらしいのですが、その不調ながらの登板投手に賭けて心中したようなもので、それでも勝ちがつかないあたり、読売の緻密さにはかなわないというより呆れるというべきことだ。言い換えれば、面白味はないねえ。

だもんで、ブランコの特大弾とか、荒波のバックホームだとか、石川16球粘っての内野安打とか、そういう、イケイケ感、行くぞ行くぞ感のある試合展開は、お金出しても見る価値があったのだろうから、せめてベイスターズファンも喜んでくれたならなあ、とは思うのですよ。ラジオで聴いていたら、ブランコ弾から杉内交代に至る流れの時、実況も興奮、スタジアムの歓声は最高潮でしたから。イケる!と思ったんだがなあ。悔しいなあ、と。

 

殊勲 なし  敢闘 ブランコ、石川  技能 荒波

 

⑤ ●DB4-7G (対G2回戦 4/4  横浜スタジアム)

 

今季初の現地。19時少し前の到着でした。

ハマスタビアガーデンは盛り上がるわ、ファンクラブブースの感じは変わっているわ、スタンドも新しいシートがいい感じで盛り上がっているわ、風船飛ばし(!)はあるわ、敗れはしましたが、現地的には盛り上がって、終盤には何故か内野スタンドに打撃投手の入来がうろうろするわ(!!)でした。

試合そのものはねえ、ルーキー井納に賭けるしかなかった台所事情を責めるべきです。『プロ野球ニュース』はこぞって髙城への愛のムチ(というテーマ)で総括していて、『報ステ』は逆に、ベイ特集で髙城持ち上げる一茂に「ジャイアンツ強いですね」と結果を振ってベイをどーんと落とす方針だから、誰もベイの台所事情から語らない(語れない)のです。

高崎、国吉、加賀美という若い三本が先発で出てきてなんぼの展開に持って行けるところ、

高崎は負傷で止む無しでしたが、国吉と加賀美の出遅れで出てきたルーキー初先発登板を踏まえて、ダメでもともと、ダメならローテ期待から外れてあがいている国吉と加賀美に「喝!」を入れるくらいでなければ、いかんのよ。井納や髙城を責めるのは結果論ですから。勝てばほめるくせにと。

殊勲 なし  敢闘 渡辺直  技能 中村

 

ともあれ、本拠地緒戦にて、今年も読売には勝てずの発進となってしまった。

それが一番、悔しい。

 

特定選手のミスをいかにも世論的に負けのポイントのように語って、チーム事情を踏まえずに敗戦ひとつで「再建の道険し」なんて、何を持って再建と言っているのか、語っていただこうじゃないか!先発不在の二名も含め、リリーフの疲労感はどこも同じようなもの、他球団以上の投手力不足はベンチもわかっていることで、それを踏まえるのはカナロコくらいのもので、でも、それを記すべきが公正な報道姿勢というものでしょう。でも、それを問われて「わかってる、皆まで言うな!」と答えるのが首脳陣や我々ベイファンであって、若い髙城を育てる土台について、愛のムチでなく、再建のすべてを結果と直結させる安易さは、単なる虐めでしかない。

つまりはそういう姿勢で日刊スポーツという特定の新聞メディアで、経験解説者ではなく記者歴のキャリアだけで勝利至上主義として書き続ける小島信行記者の記事内容とは、考え方が異なりすぎて、昨年から申し上げているが、不満が高まるばかりである。

 

(もっともそれが編集方針なのだろうが、ベイスターズファンからすれば、周囲の環境からあれこれ言われる材料を積み重ねられる、メディアの暴力だとしか思っていないので、ああ迷惑だなあと、このところの日刊スポーツの勝利至上主義的に映る方針には、嫌気がさしてきている。『報道ステーション』も同じ。工藤さんが解説じゃなおさらしょうがないか。うちのGMが辞めない限り無理か)

 

「反省を生かさず、緻密さに欠けたイケイケ野球を続けていれば、チーム再建は夢で終わってしまうだろう」(4月5日 日刊スポーツ2面 「直言直筆」 野球記者歴23年 小島信行氏)

緻密ってなんだ?この日は内村の盗塁だってあるし、ラミレスにエラーこそあったが、その後にバックホームで阿部を刺している。四球だって選んでいるだろう。チーム力を考えれば、イケイケでいかなかったら勝てないんだよ今年は。そんなことはわかっている。皆まで言うな!

 

そういうことが記事として以前から続いているので、この記者さんの文章方針、考え方が、僕にはどうしても合わないなあと、あらためて思うのです。批判になりますが、あえて書きました。

 

こちらはベイの勝ち星勘定まで、先発伸び悩みからの下方修正も含めて「52~58勝」と見ているのだよ。

 

再建が夢に終わるというなら、いったい何勝くらいしてなんぼの成績出せそうなのか、どうなれば再建が叶うのかはっきり語ってみてくださいよ。

記者歴キャリアを見せてくださいませ。

 

「本当の名店とは、看板すら出さないものだ」(『仮面ライダーカブト』)

 

それでも僕らは夢を見るのだよ。その権利だけは、何人たりとも冒すことを許さない。

 

58勝までM56(※4月4日現在)変わらず。

 






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