「大いなるちから」

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    2013年03月31日 20:57 visibility45

世間がわかりやすくプロ野球開幕を捉えるなら、

WBC出場選手を讃えればいい。

ベイスターズには一人もいないので(台湾代表で王溢正がいたが)

相変わらず馬鹿にされたりスルーされたりしているが、

そういう風潮に対して「ざま~みろ!」と言っておいてもいいんでないの?という

開幕三連戦になりました。

 

一言でいえば「彼も人なり 我も人なり」

試合展開に、自滅の多いほうが負けたような感じで、

本日三戦目は主審まで自滅(誤審:ルナはタッチアップセーフだわな)している有様。

そのうえで、先発ががんばったら、試合が締まるなと。

 

①3・29  ○DB4-3D  (ナゴヤドーム)

 

 どんなに打線強化しても、やはりエース級は簡単に打てず、

 と思っていた矢先の8回、山井を捉え、田島を捉え、ブランコで

 ひっくり返したわけですが、昨年までうちがやらかしていたミスが

 中日側に出た、ということでしょうねえ。

 そこまでを藤井がよく粘ったということで、彼には大感謝。

 田島の悪送球は、言ってみればモーガンがきっかけになっているのですが、

 彼はちょこまかちょこまか、何かやらかす感じで、常に勝てない不思議時空ナゴヤドームの

 嫌な感じを相殺させてくれる。彼がすべてのミスをかぶってくれている感じがした。

 

 でも、だめ押しホームインも彼であるわけで、モーガンの不屈の精神力には、恐れ入る。

  殊勲 ブランコ   敢闘 石川   技能  山口

 チーム1勝目は吉川についたわけですが、実はこのトレード、内心大喜びなわたくしです。

 良い意味でホークスにもまれての復帰ですが、変な注目がない分、中継ぎのカギを握る存    

在になるのではないかと。

 いや、この日、最後まで、勝てると思っていなかったので、最後の一球までドキドキでした。

 だもんで、むちゃくちゃ、うれしい開幕勝利になりました。

 

②3・30  ○DB4-2D (ナゴヤドーム)

 大野という投手に印象がなく、変に抑えられそう、と思いましたが、

 四球から自滅してくださって、荒波盗塁からの野選による先制点なんて、美しすぎました。

 だもんで、ラミレスの2点タイムリーは、効きました。

 三浦がそんなにいいと思えず、2回、3回と、じわじわ上がっていきましたが、

 4点リードで攻めが強くなりましたかね。途中、無死2塁から荒木をインコースで三振に取っ   

 た時の攻めなんて見事で、あの辺、高城の冴えもありました。あの時点で、たぶん勝てると

 

 

 思いましたわ。

 前日打たれたソーサも、この日はピンチに併殺で切り抜けるという、この上ない投球でした。

  殊勲 荒波   敢闘 三浦   技能  高城

 2連勝とか単独首位とか、聞きなれない言葉で、勝利のハイタッチ見ながら、いいんだろう   

 か?どうやって喜んでいいんだかわからない、と、顔が自分でもこわばっているような気がし   

 ました。

  

 

③3・31  ●DB3-8D (ナゴヤドーム)

  鄭の先発という段階で、自信はありませんでした。急遽決まった先発ですし、相手の山内  

 には、結構抑えられた印象しかなかったので、今季初めて、勝ちを意識しました。

  高城タイムリーで先行したまではよかったのですが、鄭が打たれてしまい、しかも守りの度  

 重なるミスもあって、そちらが気になりました。

  3回途中でKOされて、三嶋初登板もいきなりセットからじゃきつかろうなあとか、その後の  

 リリーフもよろしくないから、投手力きつい、と揶揄されていましたが、ベイ視点から言わせて 

 いただければ、ドラゴンズも打線きつかろうに、と。ブランコのことを棚に上げて言うのですがね。で、山井がよろしくなくて岩瀬が緊急降板、浅尾が出遅れ、と気にされていましたが、あれじゃない?田島でいいんでないの?攻撃としても、スクイズ祭りは面白かったからな。

 

  ベイ的には大量リードされての8回にLOVE&JOY発動でしたが、その回にブランコの1号弾が出て、せめてもの喜びにひたることはできたわけです。

 

 

「ま、このセ界のお宝、ブランコ君は、ぼくが頂いた」

 

海東大樹風に言えば、そういう言い方になるわな。

 

 殊勲 なし   敢闘 ブランコ  技能 高城

 

 

ドラゴンズについては、

ルナは面白いけど、すでに鈍足の先入観を植え付けられているなあというのと、

谷繁元気だなあ、やはりいい人だなあ、というのは思ったところです。

 

中日からすれば、ベイスターズいい加減にしろ、というのがあって当然です。

本当はそれを読売が10年近く前のホークスみたいに

他球団への戦力提供で分散、配慮すればいいのですが、

あのチームは無理なのでね。

 

生え抜きを育てろ、というなら、ちゃんと見てから言ってくれ。

荒波も石川も高城も、なんだかんだ言って、みんな生え抜きだから。

こればかりは、ほかの球団より、結果的に出番が多いから、

明らかに個々は育っています。以上。

 

それでもやっと今、勝つために補強に動いたチーム体制について言うならば、

 

「弱かったり、運が悪かったり、何も知らないとしても、

 それは何もやらないことの言い訳にはならない」(『電王』より)

のです。

 

上半身(投手力)が発達して下半身(打力)が貧弱化した中日と、

明らかな下半身デブ状態のベイスターズとで、

 

今回はたまたまベイが勝てた、という状態かと。

大矢などが仰っていましたが、

先発がね、3番手、4番手以降がはっきりしていないので

その流れでこの後の巨人戦、

ソトがコケればハマスタ3連敗も覚悟せねばならないかもしれません。

 

それでも行くしかないですし、

ブランコの大いなる力は発動したので、そちらに感謝しながら、

ドラゴンズのご恩に報いるためにも、ベイスターズは、

天下の大読売に勝たねばならないのです。

 

 

 

天下、とか、大読売とか、いう必要ないか。

 

向こうさんからすれば貯金計算の範囲内かもしれないが、

つけこむ隙は、あるはずだ。

 

次にソトの大いなる力が発動すればいい。それを祈ろう。

 

相変わらず「どこまで頑張れるか」とか「春の珍事」とか、

世間がそういう枕詞でイメージ刷り込みを行うから

肩身狭くなる時もあるのですが、

 

そんなことはない。

 

だって僕らは

 

 

CSを目指す、とかじゃなくて、

 

 

「俺たちは最初から最後まで、クライマックスだぜ!」

 

 

 

「この雨だって絶対止むよ。そしたら青空になる!

今だってこの雨を降らせてる雲の向こうには、

どこまでも青い空が広がっているんだ」(『仮面ライダークウガ』)

 

58勝まであとM56。

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