セ界の破壊者DeNA

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    2013年04月07日 22:38 visibility194

今季、横浜DeNAベイスターズと対戦するチームには、何らかのアクシデントがつきまとい続けている。

 

⑥ S1-2DB○ (対ヤクルト1回戦 4/5  神宮球場)

今季初神宮。18時30分過ぎだろうか、到着。

S戦については、敵はエース投入されるから、そうそう勝てないと

覚悟しつつ、三連勝、三連敗はないだろうなと、漠然と思っていた。

かつ、敵エースのどちらかは崩れる、と思っていたのですが、

館山投手が突如マウンドを降りたので、そこで流れは変わったかと。

2000本マジックで苦しんでいた(ように見える)ラミレスが一塁手越えの

タイムリーで先制。同点の後のチャンスで荒波が粘って勝ち越し。

これを何故かソーサではなく吉川ー山口とつなぎ、

最後は相手の走塁ミスで勝利という流れ。

はっきり言って、勝たせていただいた1勝である。

まだまだ山口は信用ならないのだし、館山投手が投げ続けていたらわからん。

ただ、高崎に白星がついたのは大きい。

到着時点での高崎はやたらボールが走っており、嬉しくなった。

今年こそ彼には、報われていただきたい。心底そう思う。

 

殊勲 荒波、吉川  敢闘 高崎  技能 鶴岡

髙城に代打を出したのに、皮肉にも替わった鶴岡が守りで試合を決めてしまった。

あのプレーを学んでほしい、ということか。

そして、ラミレスは2000本安打にM1となった。

 

⑦ S3-6DB○ (対ヤクルト2回戦 4/6  神宮球場)

あらかじめの悪天候予報であったが、雨が降ってこないので、試合が始まってしまったようで、しかし、3回あたりから雨が降り出し、最後まで行ってしまったが、雨による負傷が出ないことだけを祈っていた。

相川捕手の負傷は、申し訳なく思う。ブランコは、あんな感じなのだろう。昨年、敵同士だった時に、うちも黒羽根をやられた覚えがあってな。

試合は、またもモーガンの暴走機関車っぷりから動く。盗塁失敗による併殺と、右前安打の後逸による失点。この時点で外野手として今季早くも3つめのエラーというのは問題ではなかろうか?

が、ブランコとの交錯が試合中には原因とみられた、ヤクルトの捕手交代から流れが変わり、

ラミレスが通算2000本安打をホームランで決め、さらに石川投手を攻めたてて、キャプテン

石川雄洋による、まさかの逆転3ラン!ともかく、右に引っ張ってあれだけ飛ばせるのね。僕はこっそり、今季彼は首位打者争いに顔を出せるのではないかと、大胆な予想をしている。

リリーフ陣が踏ん張って、悪天候にもめげず、まさかの対ヤクルト連勝である。

殊勲 ラミレス  敢闘 土屋  技能 石川

 

⑧ S6-10DB● (対ヤクルト三回戦 4/7  神宮球場)

前夜の暴風雨から一転、暑いくらいの陽射しながら、暴風だけが残るグラウンド、

三連戦成立するとは思っていなかったのだが、そういうところで気持ちがこらえきれなかったか、一抹の不安のあった三浦が不調で、スピードじゃなくて、コントロールがめたくそ悪かったようだ。相川の代わりに入った中村捕手を含めて、三者連続弾含む4発を浴びて、早々に撃沈。とはいえ、岩村選手と中村選手のは風だな。ただ、ボールはことごとく真ん中の打ちごろコースばかりのようでした。

そういう4点差を一時は追いついてしまったのだが、同点もまたヤクルト森岡選手の目測誤りによるフライ捕球ミスですのでね。

しかし、うちのほうが最後はブルペン弱くて、連投の吉川と神内で2回6失点。石川の守備位置はあれでいいの?と言いたいところもありましたが、1か月くらい持ってくれ、と祈っていた、勝ち運のありそうな吉川や、スタミナ保てそうな神内が、この段階で能力的にばれてしまうと後がつらい。加賀がブルペンにいたが投げさせていないということは、次の連戦で先発に持っていくつもりだろうか。

普通ならこれで終わっていたところ、9回に2点返してしまったわけで、うち1点はブランコの3本目で、3本目はどこまで飛んでいくねん!という、もの凄い当たりでしたわ。

殊勲 なし  敢闘  ブランコ   技能  中村紀

 

見た目としては、打ち合いで面白く見えますが、やはり中継ぎ陣の弱さと、三浦が春先悪ければこうなる、という試合でもあり、チーム状態そのものを表した、シーズンを象徴するような一戦かもしれませんでした。ちょっといや~な予感もしています。

今の段階では、ファン心理としても、過去の負けが強くイメージされすぎていて、勝ち越すとびっくりしてしまって、現地にいれば舞い上がるのですが、どう喜んでいいかが、とてもぎこちなくなっていますな。ぼくら。

この時期に三連戦2つ目の勝ち越しは驚くべきですが、

 

われわれはそこまで強いわけではなく、相手チームが自滅しているケースにつけこめていることが多い、オープン戦終盤の戦い方とそんなに変わらないかもしれないと、思ってもいい。

読売戦だけは違ったが。

ここ何年か、昨年も含めて祟られ続けた雨も、今年は味方にして、ラミレスの記録は雨の中で達成されたわけだし。試合も勝ったし。

 

その上で、ベイスターズ戦をきっかけとして起こっている、不気味な現象。

 

3/29  対中日 中日・吉見投手、右腕の張りで降板→後日、二軍で調整に

3/31  対中日 中日・岩瀬投手、めまいで降板

4/4    対読売 読売・高橋由選手、走塁時に左足ふくらはぎを痛めて交代→肉離れ

4/5    対ヤクルト ヤクルト・館山投手、右肘の張りで降板→手術

4/6    対ヤクルト ヤクルト・相川捕手、本塁交錯で途中交代→左肩脱臼

    同日  ラミレス通算2,000本安打達成

4/7    対ヤクルト ヤクルト投手陣、中村捕手相手に、ブランコ1試合3本塁打

 

今季、DeNAと関わるチームには、アクシデントと記録達成が起こり続けている!

 

そんな状態のベイスターズが次に迎え撃つのは、

 

本拠地でまた今年もまだ勝ち星がないままでありながら、次は本拠地を獲られた格好になってしまっている、苦手広島とのハマスタ戦である。

 

ただし、昨年の広島戦は、たいがい土日とか、夏休みとか、シーズン最終戦とかでしたので、平日ナイトゲームであるから、あの異常なレフトスタンドは見なくて済むであろうと信じたい。外野はすべて指定になっているし。

とにかく、広島戦は、まず1勝することである。

 

が、今季のDeNA法則が発動し、また、誰かを、何かを、破壊してしまうのだろうか。

 

ちなみに昨年、対広島戦では、

前田健太投手にノーヒットノーランを「喰らった」が、

 

別の日に、前田健太投手をKOしたら、彼はベンチで泣き崩れた。

 

それとは別で、

 

山口俊が、會澤翼選手を、文字通り「破壊」してしまった。

(頭部危険球退場で、救急車出動、ヒーローインタビュー中止)

 

 

・・・・・・何かが起こる、広島戦。

 

 

 

いや、現時点で4勝4敗、勝率5割なんて、考えてもみなかった。

大健闘この上なし。

その上で、アクシデントを呼び込み続ける展開に思う。

 

 

「俺は世界の破壊者だ。俺は世界を破壊する」(『仮面ライダーディケイド』)

 

 

ここ数年続いてきた、セ界の順位のヒエラルキーに、滅びの現象が起きているのか!?

 

 

58勝まで、あとM54。

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