まだまだ、あまちゃんですが

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    2013年04月18日 23:23 visibility88

この三連戦、三戦とも押していたのですが、

終わってみれば1勝2敗である。

内容が悪すぎる。

その上で勝てなかったことを踏まえ、特に3戦目でわかったことは、

 

ダメなら、代わりの人を使いますよ、と言える戦力が一応あり、

それは、野手のみならず、投手にも言えることだ、ということ。

 

たとえ、抑え投手だとしても。

 

(15) ○DB6-3C(対広島④ マツダスタジアム 4/16)

       殊勲 松本啓・金城  敢闘 山崎  技能 加賀・鶴岡

濃密な試合だった。監督退場劇以降の二宮代理は、たぶん中畑采配の延長で、そんなに変わったことはしていない。ソトの替え時と、モーガンの扱いを踏まえたであろう内村の盗塁、そのあたりだろう。シーズンを見据えた選手起用ではありました。

延長は、松本啓と山崎が嘗められただけだろう。何のためにあの二人が開幕からベンチにいるか。生え抜きだからだけではなく、使える要素を持っているからで、特に松本啓については前の日記でも書きましたが、要注目なのです。ウインターリーグへの志願参加の末、結果を持ち帰ってきたどころか、ギラギラした感じが好ましく、試合で結果を出したくてうずうずしている。ほかの選手とちと違うから。

変な当たりがヒットになったり、エラーに繋がったりして、広島側が少しばたばたした格好にもなっての勝利であった。三賞に含めていないが、この日のノリと山口の二人は高く評価してもよい。(※ただしこの段階で、山口は回またぎより、連投などのケースでの信用が低いので、すでに心配しておりました)

とはいえ、ありがとう。チームにとって何かが変わる1勝になる、かもしれないと。監督退場が結果につながった点でな。

 

俺たちにだって、勝つ権利はある。勝っていいのだ。

 

ただ、審判には偶然でも体に触れることすら許されないのだろうか。退場コールのタイミングが変だったのと、その後の審判の故意に見える倒れるしぐさなど、サッカーのシミュレーションではないか。あまりにもひどいと思った。あんなルール一辺倒の審判の神態度のほうが問題ではないかいな。状況判断が下手な人かと。(判定はたまたまで、選手の技術云々は言わない)

 

(16) ●DB0-1C(対広島⑤ マツダスタジアム 4/17)

      殊勲 なし  敢闘 井納  技能  大原

前日勝ったことで「勝率5割を目指してはいけない」「連勝してはいけない」「そもそも勝ってはいけない」という呪縛から、ようやく解き放たれた感じがあった。「さあ行こう、勝つぞ!」そんな意気込みではあった。

終わってみれば、そこそこ押してはいたのだ。ただ、前日敗れたことで、広島側にきびきびした感じが戻ったことと、ベイ側のミスが失点につながり、敗戦につながったというだけのことだ。

守りの面、狭殺プレーのミスはお粗末だったが仕方がないだろう。その分取り返してくれ、なのだ。問題は7回の荒波の三盗アウト。同点機を逸して攻撃終了どころか、自ら負傷退場して選手交代まで発展させてしまっている。しかもノーサインだったというではないか。ミスもこれだけ積み重ねられると、ダメージとして残るからな。血だらけ荒波くんも、傷が癒えて試合に出るようになったら、きっちり取り返していただこうか。

公で監督が選手のミスを指摘するな、という声も方々で見かけたが、ベイスターズはそんな立派なチームではありません。ミスをミスとして認め、その分きっちり取り返していただくように動いてもらうことが先決。ここでノーサインでしくじった荒波を変にかばうと、甘えて上達しなくなる。そもそも盗塁成功率の低い選手なのだから。

ブランコやラミレスには打ち続けてほしい。ミスを減らす努力は必要だがそれ以上に、起用されている理由や戦力補強の意図があるのだから、守りの不安の分は、打つことで取り返してほしい。「報われない井納の好投」など、加賀や高崎と同じことを繰り返して、先発投手の伸びしろをつぶすような真似は止めていただきたい。美談でもなんでもない。

 

(17) ●DB5-6xC(対広島⑥ マツダスタジアム 4/18)

       殊勲 なし    敢闘   ブランコ・小杉    技能 多村

僕は山口に対して厳しいのです。もう4年になるのか5年になるのか、ストッパーになってから、どれだけ同点劇、サヨナラ劇を目のあたりにしてきたか、わかったものではない。今日などは3点リードの場面である。連投でもない。回またぎでもない。単なる調整ミスだか不調だかだとしても、彼は昔から「調子のいい時は一度もなかった」だの「自分は抑えだ」だの、言い訳をちらつかせながら自信に満ちた様子を見せることが多いので、信用ならない。今季は好調の出足に見えたが、神宮では怪しかったところを相手の走塁ミスに助けられてのセーブとかあったので、信用していないところはあった。が、このタイミングでミスが出るのも山口の山口たるゆえんなのだろう。3点リードで気が緩んでいたと見られても仕方のないことだ。長いことほかの投手が伸びてこなかったことをいいことに、球団が甘やかしてきた結果だろうよ。随所に見える甘ったれ発言(年俸交渉や、メジャーリーグ挑戦の意向表明など)を踏まえて、本日は「喝!」を入れて構いません。この1勝がどれだけ大事だったか。いかに山口が勝負弱いストッパーだか。これでは「万年最下位球団の抑えだから」という理由で、WBCに選出されないのもわかるというもの。メジャーなんて甘いこと言ってないで、きっちりやることやりたまえ。できないなら今季はソーサがいるから、入れ替えも示唆していいよ。

小杉の好投(大殊勲だったよ)も、ブランコの白星弾も、すべて消えてしまった。広島戦5分も、ビジターへの強みも、すべて消えてしまった。

ミスはありだが、山口の場合は蓄積した学習能力が足りない。そう映ってしまうほど、派手にやられすぎる。どうしても嫌なら、勝手にメジャーでもお行きなさい。何でもかんでも環境のせいにするんじゃない!

 

それでも応援するしかない。ないのだが、この三連戦で勝ちへの意欲が一段階上がっただけで、勝利への道のりがとても苦しい感じがしました。

この3つめを落としたことで、また広島に嘗められる要素を作ってしまった。ハマスタでも大手を振られるきっかけを作ってしまったかもしれない。

この三連戦、ビジターレフトは閑散としていて、しかし、熱い声が響いていたことは知っている。人数では厳しかったり、淋しかったりしたかもしれない。それでもめげずに応援した選手やファンを讃えなければならないだろうな(山口でさえも)。

なぜなら、内容に問題はあったが、押していたからな。三試合とも。

ただ、勝てなかったことは、力の足らなさである。

 

小さな声、山口ごときのちっぽけな力でも、

それでも、

「ちっぽけだから、守らなきゃいけないんだろう!」(『仮面ライダーディケイド』第11話)

 

 

ベイスターズは、まだまだ、あまちゃんですが、

 

 

まだまだ、あきらめずに、勝つことにこだわり続けます。

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