キヨシの『冷静と情熱のあいだ』

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    2013年06月07日 21:40 visibility40

対ホークス、ハマスタの2試合も

接戦を落としてしまった。

 

内川をヒット1本に封じたが(彼は本来出入り禁止だが)それだけだった。

 

チームのことで、いろんなことを考えてしまった。

 

よく言えば

一戦目、三浦がそこそこ復調気味だったということ。

二戦目、野手陣にヒットは出るべくして出た、ということ。

いずれの試合も、高城が盗塁を刺した、ということ。

その辺か。

 

だが、少し考えれば、先発投手でそこそこ結果が読めるはずで、

それでも、初戦はホークス、2戦目はベイスターズが取れると思っていた。

結果論ですがね。

 

初戦の先発はホークスが帆足投手、ベイスターズが三浦。

調子がいまいちの三浦がどこまであがけるかであって、

帆足投手に苦しむのは見えていた。

思った以上に接戦ではあったが、敗れるべくして敗れた。

 

そして問題が2戦目。新垣投手と鄭。

今季初先発で新垣投手、というなら、のらりくらりの鄭がはまれば接戦に持ち込めるし、

少し古い印象でも、スライダーが切れすぎて抜ける新垣投手なら

何とかなる、かもしれないと思っていた。

が、鄭投手でリズムが作れない凡戦となり、

安打数で散々上回りながら一発ソロ弾のみ。

そもそも、ホークス山崎選手の本塁打が余計で、あれを打たれてしまう鄭、ということなのだろう。

おまけに継投はめちゃくちゃで、

ああ、また菊地出してピンチを作ってる、とか、

またピンチに加賀出した、ああ、また打たれちゃった、とかで

最後は投手がいなくなり、山口ビハインドでイニングまたぎでまた被本塁打で

ああこの男は、たぶんまた球場と統一球のせいにしているだろうなと

すぐにわかってしまった。

 

リリーフ陣が壊れている。

昨季以上に小粒化して、林の使いどころがなく、変な失点を許し、

昨日は小林寛の首をつないだのみである。

統一球の化けの皮がはがれれば、弱体投手陣も必然的に化けの皮がはがれる。

すなわち、いちばん打たれがちな投手陣になるのだ。

加賀については、使い方が悪い。こればかりはベンチが悪い。

山口のど派手な失敗に隠れてはいるが、何度も同じ失点を繰り返している。

彼はもはや信用は薄い投手だと思ったほうがいい。

菊地は調子が上がらないのに上にいるということは、ほかの投手がよほど悪いのだろう。

ただでさえ先発がいないのだが、整備されかかったリリーフが、年ごとに悪くなっていく。

3年くらい前の夏の終わりみたいだった。

超マシンガン継投大会による左右病のツケで、登板過多から誰もリリーフがいなくなって、

名前すら忘れたが、泣きそうな感じでリリーフ投手が替えてもらえなかったのを思い出した。

 

コーコラン投手に期待したいが、いつ出てくるかわからん。

いつだかの、リーチといったか、クレイマーだったか、

ろくに下で見ないでぶっつけ本番で出して

すぐに正体がばれたのと同じ轍を繰り返しそうな気がする。

どちらかというと、存在で煽って、他の投手の尻に火をつけてくれるほうがいい。

王を切ったからといって、儲け主体で即結果重視なら、

とうの昔に投手補強してたはずだが・・・・・・。

 

監督が強い意志を中心として選手起用しているのはわかる。

コンサルタント的に選手の意識を高めやすいようにしているのも。

しかし、

こらえ性がないという印象がある。

ここへきて、動きすぎる。ころころスタメンを替えすぎる。

 

荒波が調子悪ければ替えればいい。代打はいる。

他もまたしかり。

ただ、ここへきて、スタメンの育成化が進んでいるのと、

ラミレス使わず(昨日も、多村の場面はラミレスか啓二朗だと思っていたので)はどうなんだ、

というところがあり、

 

中畑はいったい勝ちたいのか勝ちたくないのか、どっちなんだ?

というのが出てくる。

と同時に、読売のとっかえひっかえ野手は、オールスターみたいで

いいねえお金のあるチームは、と思っていたが、

 

何のことはない、野手育成では一歩先、と思っていたベイスターズも、

悲しいかな、いまだに一軍半レベルでのオールスターか、と。

とっかえひっかえしないと、安心して、すぐ初歩的ミスの繰り返しをするかと。

その苦しさを、今はブランコ依存で誤魔化したかと。

 

救いは、現時点で守りは固まったということね。

守りはね。

ショート山崎(時間限定で梶谷)、セカンド内村なら、

そんなにミスはなくなるし、

ラミレスレフトでなければ、普通の守りになるよなと。

 

ただそれでけのことで、

結局投手が崩れかかっていて、

捕手が固定化しない、高城が結果を出し続けられない、では、

どうにもならないなあ、と。

 

交流戦中に、負けても負けても、他のセリーグ球団が一緒に負けてくれたので

順位で誤魔化していた感じでしたが、

そろそろ、容赦してくれなくなりそうです。

 

なんとなく、負けが込みそう。

投手が良くても、守り中心の打線では嫌でも得点力が弱くなるし、

ブランコはマークがきついからな。

 

そろそろ、順位維持がきつくなってきた。

風前の灯かもしれない、と。

 

本当に、今の戦力と戦術では、50勝台前半、最下位脱出ならず、に

なってもおかしくないぜよ。

 

うーん、白崎指名の是非が問われるが、

個人的には、戦略上、将来内野の危機(ノリの引退時期や渡辺直人FAの可能性)を

考えた時には必要な戦力だったかもしれないが、

それ以上に必要な投手補強、三嶋と井納がいなかったら、終わっていたねぇ。

 

オリックス戦、勝っても負けても、喰らいついてください。

せめてハマスタで勝ちましょうよ。

 

そんなにベイスターズはハマスタ嫌いかね?いい加減にしてくださいませ。

観戦に際しての入場料云々の問題ではなくて、

全体がバラバラしている感じがしますぜ。

 

おちつけ中畑キヨシ。

 

書いている自分も、冷静さを欠いている。

パリーグがどうのこうのじゃなくて、ベイスターズの自滅感が強くてね・・・・・・。

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