周回遅れ

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    2013年08月01日 22:50 visibility47

マツダスタジアムは結局、1勝2敗。

内容的に五分五分だったのかどうかもわからない。

 

初戦の勝利が吹っ飛ぶような2試合、のような気がしてくるのだが、

実は、そんなことはない、はずで、

 

敗れた2試合、

いずれも最終回、どんな形であれ、得点を挙げていることがポイント。

そしてこれが、今季のベイスターズの戦い方であることが確認できた。

 

打点はいずれも宮崎。

また、この3連戦、荒波や石川といった、苦しんでいる走力選手たちに

ほんのちょいと可能性が出てくる、安打や粘りが出てきてくれた。

その分、走塁のミスも多かったが、そんなもんだろう。

 

2戦目の守りのミスについては、

後半2戦目の中日、サヨナラ負けの試合と一緒で、

ここ一番、という試合の経験値がほぼない選手ばかりなので、

致し方ないかという思いと、悔しさしかない。

 

山崎については、申し訳なさしかなく、彼を責めたくないチーム事情があるため、

あの大暴投エラーは試合の中で大きすぎるのだが、

先を考えていけば、山崎を本当の意味で一人前にしていくために

通らなければならない試練であり、

同時に、ほかのショートが上がってこないとダメ、ということよね。

(内村のショートはやめようね)

となると、直人トレードは確かに痛いのだが、

今日の試合見ても、長田のいるいないでこんなに違うのか、というのがわかるので、

この遠回りは、いずれ成功に至る、と望みたい。

 

で、この先はハマスタ帰還でユニフォームイベント。

不慣れなことをやるわけだが、

先発予定、完投の嵐になっている藤井は5~6イニングで限界と見ているので、

他の2名、おそらくコーコランと三嶋が踏ん張ってくれて、

せめて3連戦、1勝はしてね、という願いを込めているのです。

えらく弱気ですが、

流れでそんなもんかもしれません。

 

あ、それと、肝心なことですが、

 

好調だった投手陣が突然崩れたことであれこれ言われる可能性はあるが、

オールスターから一か八かの中4日で踏ん張った三浦ですから

悪くなるときついのは覚悟の上で、

かつ、菊地があの大量リードされた場面で投入、ということは

菊地がそれだけ悪いという意味でもあり、

 

今日の加賀美については完全な試運転で、

結果次第で先発に、という暫定リリーフではダメ、というのを

露呈してしまったところもあり、

小林寛も含めて、そういう水準の投手しか出せないところが

今のベイスターズのギリギリ限界感である、ということ。

 

で、広島戦でこれ、でしたが、

苦手の読売と8月に9試合、

その中に、8月お盆時期の6連戦が確か読売~広島、と続いていて、

なんだ、ここが持ちこたえられるかどうかの最大の試練(正念場は一度超えたので)かと。

苦手になっている2球団の経過次第で

 

あっという間に落ちるかもよ。

 

その辺は、可能性の一つとして、一番あり得る話でして。

 

そもそも、

 

きらきらネームの加入であっという間に広島が加速ムードを醸し出しているのだが、

顧みても、

この3連戦にバリントン・前田健・大竹という表ローテをぶつけてきて、

相変わらず横浜いぢめしかしないもんだから、

この「どろんこ球団(とあえて書く)」については、本当に困る。

 

正確には野村監督だわな。

この人はベイスターズについて「戦いやすいチーム」とずっと言っているわけですから。

 

だから長州力の始球式の記事とか、コメントいちいちめんどくさい。

本気でCS目指すなら、読売と阪神をどうにかしないとしょうがなかろう。

レベルが低い。

うちに目くじら立てるなんてえのは大間違いで、

結局名前しか見ていないから「読売出身の中畑清」にしか過剰反応できない、

多くの人と同じ見方しかしていないんだなあと、がっかりさせられるのだ。

立場が分かっていないで安易なコメントしたから、

スポーツ紙が格好のネタとして

面白おかしく書いたに過ぎないなあ、と思ってしまうのです。

 

だいたいいくら広島が15年連続だったか、Bクラスだか何だかを言ったとしても、

真の奈落はうちですから、

錯覚しそうなところを逃げ口上でもなんでもなく、

うちは広島が5位だとしたら、そこから10ゲーム以上の大差を毎年つけられてきた

周回遅れだということ。

ベイはここが原点となる、今流行の言葉「奈落」なのだ。

 

だから前回書いたように、周回遅れであることを間違えてはいけない。

だもんで、真の接戦は不慣れだと思っていた方がいい。

 

だもんで、何も考えず、あきらめない野球、しかないのだよ。

 

ただ、今年の補強と戦い方で、4か月も乗り越えてきた。

交流戦は失敗したが、あの時期に本気で選手をふるいにかけたから、

チームが引き締まった。

かつ、打力優先のようで、守りを固めたから、引き締まった部分が多い。

これで、どこまでいけるかをやっているわけで、

この時期にこの順位なら、

たとえ勝率が悪くても、5割以下でも、この流れならば、

真の下剋上、真のCSシリーズシステム破壊のためには

広島か「奈落」こそふさわしい、と思っていて、

ただ、球団史から言って、広島には優勝の栄光がもっと輝いているから、

勝率5割切りなら、ベイスターズが進出した方が、いろんな意味で面白いわけよ。

 

そういう意味で、広島との一騎打ち、と言っているだけですから、

中日とかヤクルトとかのほうが、本当は力があって、

何かの拍子に上がりそうなんですが、

今年は違うだろ、と思っているので。

 

だもんで、広島が行くなら、周回で先を走っているから、

きらきらネームが入ってしまった以上、可能性はあるんだけど、

 

今年は何かの間違いで、ベイスターズが奇跡を続けているので、

例年のような、一周以上の周回遅れではなく、

一周以下まで、ほんの少し、差を詰めた、と思ったほうがいい。

 

だから、変にリードしている気がするのよね。それが今の順位。

うむむ。

 

謙虚にいかねば、いかんよね。

 

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