三浦大輔の奮投

  • smiles
    2013年08月13日 23:01 visibility70

途中からしか見ていないので、なんとも言えないが、
三浦は7回で上がりのはずのところ、チーム事情で8回も投げたわけですよ。
そのこころは、
ブルペンが信用できないから、山口を投げさせられない、というだけのこと。
で、ボールがおじぎするわ、飛ぶボールだわ東京ドームだわで、3点差まで詰め寄られた、というところでしょ?
それでも140球超えの孤軍奮闘、というドラマを作らなければ、他の投手陣に火が点かないので、仕方がなかったのだ。
いわば、友利分析に近いところに監督の分析もあって、ファンも、選手も、言い換えれば、今季のチームの特性を生かした打撃主体の野球に特化しよう、としているのだろう。願わくは、投手陣が打線に引っ張られて強くなって欲しい、と。
現に本日、山口は結果的に打者一人を抑えた。
必死の状況ならば、国吉同様になんとかしてくれるようです。
それをきっかけにしてくれることがチームの願いです。

だから、まだ三浦一人に頼っている、というのは、言い方も見方も間違いです。やっと、三浦大輔に投手陣が学ぶきっかけをいただいている、という意味で使うならいいのですがね。他にいないのは誰でも知っていて、名前を羅列するだけ、というのを他球団ファンがするならば、ただの負け惜しみでしょう。

7失点でも勝ちは勝ち。今は誰が投げても7点位取られるのが読売戦のデータ、なのは前の日記にも書いている友利分析であり、チームの戦い方である。それを上回る10点を取った野球しかうちはできない。それでも8年ぶりに東京ドームの白星を三浦に付けてあげられたのは、たまたまです。たまたまですが、大きい1勝でした。
要は読売が、嘗めてくれたからでしょう。

この調子で明日明後日も勝てるなんて、思っちゃいませんよ。
9回裏の舞い上がった二遊間を見てしまうと、まだまだだなぁ、と。

その点で敵のことをあれこれ言いたくないが、村田にどれだけ本塁打が出ても、彼が試合終盤のここ一番で試合を決められずの打撃しかできないあたりは相変わらずだなぁ、と思ってしまいます。つまりは、そういう選手だ、ということです。

そんな展開の中で、8回途中まで7失点、ぼろぼろになり、自らを傷つけながら、チームに示しをつけた三浦大輔は、紛れもなく、チームの象徴でもあるなぁ、と思ったのでありました。

あれをこそ「男」というべきである。

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