気になるチーム同士の戦い その2

一方のヴァンフォーレ甲府。

 

今日素晴らしかったのは何てったって、茂原と林。特に茂原の運動量はすごい。グランドを縦横無尽、そう、ボランチの位置からゴール前まで。33番がどこにでもいた感じであった。こういう選手が一人でもいるとチームは助かる。そして相手は嫌がる。

林。前期のマリノス戦、このような観戦記を書いた・・・http://soccersns.jp/member/1625/match/696/ この日もいぶし銀のような動き。ボランチに戦術眼があり、ぶれずに切れない選手がいるチームは大崩れはしない。甲府は順位こそ高くないが、J2に落ちるラインにいる3チーム:セレッソ大阪、福岡、京都より高順位にいられる要因の一つが林の存在であることは間違いない。

 

得点はその茂原と小生お気に入りのバレーの2発。前半で3点をあげた、

茂原の1点目はCKから当たりそこないのシュートが左隅に入ったもの。でも、枠に飛ばし土肥の前に甲府の選手(誰か確認できなかった)が飛び込んだからこそ生まれたシュートだった。

2点目はバレーのPK。その1で書いた通り、FC東京はCBに藤山を配置したのはまずかった。伊野波だったらPKはなかっただろう。

3点目はカウンターから。バレーが縦パスから抜け出し、左足で見事なシュートをゴール右隅へ。せったのが藤山だったが、身長さが20cmもあっては苦しい。ジャーンですらバレーをもてあましていたのだから。

 

後半、ルーカスの1点で3−1となるも、DF陣が踏ん張り3−1で勝利。

後半から甲府サイドのゴール裏に席を移動(前半はバックスタンド)したが、ハーフタイムの時のサポーターの雰囲気の良いこと! 3−0で勝っているから当たり前なんだけど、「はくばく」の文字がいつもより大きく見えた。そして、応援は暖かった。正直上位進出は難しいだろうが、今後は下位チームとの戦いが多い。J2降格争いでなく、1ランクでも上を狙う戦いをして欲しい。

 

Jリーグ100年構想の底辺は甲府のようなチームが支えているのだ。

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