鹿島強し
-
ラスタマン
2006年09月17日 16:57 visibility36
清水についてはこのように褒めた事がある→ http://soccersns.jp/member/1625/match/2177/ 若手が育ち、チームが成熟して来て、魅力的なチームとなった。
しかし、今日は鹿島に屈した。スコアは2−1と僅差だが、鹿島の完勝といってよい内容だった。
鹿島は4バックのラインを高く保ち、中盤の運動量で相手を上回った。
攻撃は清水の右SBの市川のウラをスルーパス、ドリブルで狙ってきた。鹿島は深井、野沢がキレキレで清水のDFラインが再三右サイドに引っ張られ、バランスを崩す。前半途中からは清水の左サイドからも攻撃を仕掛け、揺さぶりをかける。
先制点は鹿島。清水のDFラインの前を右から(鹿島から見て)横パスを2本つなぎ、フェルナンドが20mの強烈なミドルシュートをゴール左上に突き刺した。清水の選手がタックルに行ったが、寄せが甘く、シュートコースが空いてしまった。
清水も反撃したいが、中盤を運動量、気迫で鹿島に制せられてしまい、自慢の中盤がまったく機能しない。清水の中盤:藤本、兵藤、枝村、伊東テル、は魅力的であるが、欠けている要素がある。それは「ドリブル」で、この日も上がり目の二人の藤本、兵藤がボールを持ってもパスコースを探すばかりで、その場で立ち止まるようなプレイしかできなかったため、すぐに鹿島の守備陣に囲い込まれ、殆ど良いプレイができなかった。藤本は負傷交代で兵藤は後半途中で交代と散々だった。--伊東テルだけは獅子奮迅のプレイをしていたが。
後半も点を先にあげたのは鹿島。深沢の狙い済ましたループシュート(というには距離が20mくらいあり非常に長かったが)がゴール左上隅に決まる。DFを二人かわしてあの位置から冷静にGKの頭の上を抜くとは! 素晴らしいシュートだった。
その後清水も1点を返すが、それまで。試合終盤、前線にチョジェジン、矢島、高木、青山と長身選手を並べたのに、どうしてもっと単純に放り込まないのか?スタジアムで見ていて本当にもどかしかった。あと3,4本はゴール前にロングフィードを入れる時間は十分にあったのに。(先日のジッダでの日本代表vsサウジの試合もそうだったが(特に駒野!)、どうしてあそこでゴール前に放り込むといういたって簡単なプレイが選択できないのだろう? 本当に理解できない。)
清水は時節アウェイでレッズ戦。ここで勝ちを収められれば、ガンバへの挑戦権を獲得したと言っていいだろう。インターバルが1週間ある。この間にどれだけ怪我人が復活し、戦術を練りなおせるかである。トゥーリオとチョジェジンの戦いは見ものだろう。埼玉スタジアムまででかけようかなぁ。
- favorite0 visibility36
-
navigate_before 前の記事
想定内最悪のシナリオ
2006年6月14日 -
次の記事 navigate_next
Today is not Washington's day.
2006年11月19日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件