Today is not Washington's day.
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ラスタマン
2006年11月19日 07:07 visibility81
http://soccersns.jp/member/1625/match/2926/
→先週書いたように、浦和の最大の強みはトゥーリオとワシントンが毎試合計算できるプレイをしているところである。(しかも相当なハイレベルで)
この日の試合はワシントンが得点できなかったのが全てだった。
前半の左足がポストを叩く(しかし、シュート前、グランパスの選手二人に囲まれてからの上手い抜け出しといい、左足でのシュートを完璧にイメージしたドリブルのコース取りといい、本当にお見事だった。こんな選手が日本代表にいたら・・・)。後半、ヘディング、右足のシュート(素晴らしいカーブがかかっていた)とも数十センチというレベルで枠を捉えられず。
まさしく、Today's is not his day. の典型のような試合だった。サッカーではよくあることである。(この日のFC東京の戸田を見よ。6本シュート打って0点。試合は1−4。何やってんだ。)
一方のトゥーリオ。
水曜に札幌で代表で戦い、シュートは決める、PKは外す、で存在感抜群。(あの「PKをオレに蹴らせろ」という気合は好きだ。ああいう自己主張が日本代表のレベルを底上げすると確信する)
で、中二日でリーグの試合。流石の鉄人にもTVの画面から疲労が伝わってくるが、90分間、ほぼ完璧な守備だった。ヨンセンのシュートは致し方ない。
パスを出したのがA代表にも呼ばれた左足化物・本田。あそこであれだけ前を向かれたら相当な精度のパスが送られてしまう。問題だったのは、その前の中途半端なクリアと、そのクリアを本田に拾われてしまったポンテのやや緩慢なプレイと、ヨンセンを厳しくマークできなかった内館だ。これだけの要素 + 本田の左足 +ヨンセンの高さ が揃うと、=失点、ということだろう。
・・・これでリーグ終盤が俄然面白くなって来た。浦和の優位は動かないが、最終節にガンバ戦があるのが何とも楽しい。そこまで3勝ち点差以内で行くと、真の「死闘」が見られるだろう。
浦和のキーパーソンは言うまでもなく、トゥーリオとワシントン。この二人が今まで通りのプレイができれば、浦和が初の栄冠を手にする確率は相当高いだろう。
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