あれから1年と40日
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ラスタマン
2007年07月22日 09:52 visibility89
まずは準決勝進出を素直に喜びたい。次はサウジかウズベキスタン。試合は引き続きハノイでできる。どちらが出てきても日本有利だろう。1日休暇を取れば行けるなあ・・。ジャカルタに行きたいという気持ちがもたげてきてしまっている。
試合は予想通り日本がボールを支配した。前半0−0。昨日本欄で書いたとおりの展開でハーフタイムの時はほくそえんでいたのだが・・・。
後半、やはりはっきりしない守備から失点してしまった。どうもこのチームはつまらない失点が多い。中澤、阿部、ケータの作るブロックは全く破られていない(裏を取られていない)のだが、カタール戦のFK、UAE戦のカウンター、ベトナム戦のCK。そしてこの試合のCK。どうしても0点で相手を抑えられない。
しかし、同点ゴールがそのすぐ後に決められたのがよかった。
遠藤、憲剛のパス交換から俊輔へ。俊輔からファーの巻へ。巻が折り返し、高原が見事なキックフェイントから慎重に左足でゴールを決めた。(一部新聞が「強烈な左足」と書いているが、それは誤り。あのGKを破るためにポストギリギリを狙い済ましたシュートだった。) 高原の充実振りは誠に心強い。やはりいいFWがいるチームは強いし、安心できる。
途中オーストラリアが一人退場した時、延長になるのを覚悟した。11人vs11人ならオーストラリアも攻めて来ようが、一人少ない状況で日本に殴り合いを挑める程の力はオーストラリアにはない。
終了間際の俊輔のシュートが決めていれば予想通りの2−1で勝てたが、相手GKのファインセーブにより1−1でPK。 最後はアジアカップ男、川口が我々に歓喜をもたらした。(しかし事前のスカウティングがあったにせよ、あれだけPKを見事に止められるこの男に乾杯!である。)
試合後のインタビューで中澤も言っていたが、今日の試合1試合をもってオーストラリアがどう、日本の方が強いのではないか、などと論評するのは時期尚早。あれだけ暑いコンディションはそうそうあるものではない。この相手とは今後もホームで、アウェイで、第三国で、常に凌ぎを削っていかなければならない。決して楽に勝てる相手でもないし、幾つかの場面では苦杯をなめることもあろう。しかしマイナスに捉える必要はない。「強い相手と試合のできるチャンスが増えてきた」と前向きに捉えるべきだろう。U20W杯を見ても、この年代までは世界と伍している。あとはその後どう代表を強くするのか?そこが大きな課題だ。その解決策としてオーストラリアという強国がアジアのくくりに入ってきたと捉えるべきであろう。
オーストラリアとの再戦を楽しみにしている。
- 事務局に通報しました。
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