お楽しみは２週間後に

カバゴリラ対ヴィラ
シティ対まんゆ
カーリング・カップは２試合共豪雪のため中止です。
日本も強い冬型だし　
インド北部も寒波で死者が出てるっつーし
どこが地球温暖化やねん　とお約束のツッコミを入れつつ
お楽しみは２週間後に延期でショボン

なので放ったらかしにしてた"MOTD"の続きを見る。


えーっと　スパーズが1-5でヤラれたとこまでだったっけ
すんごい泥んこマッチ。
この後も度々出て来ますが　とにかく当時のピッチ状態はドイヒー。
ちょっと雨が降ると泥だらけ。
特にゴール・エリア内は悲惨。
現在は画期的に水はけが良くなったので　
あんなシーンはほとんど目にすることもなくなりました。

６７年のシーンでは　１８歳のピーター・シルトンが登場。
CKに飛び出し　ボールを掴み損ねてOGとかね
ボールが濡れてるだけじゃなくて泥でヌルヌルしたんでしょうね。
みんなしくじって大きくなりました。



ボビー・チャールトンやジョージ・ベストはベタすぎるのでスルー。
あと　６６年のW.cupイングランド大会とかもね。

あ　この大会もフィルム収録かと思ったら
初めてVTRが導入された　とか言ってましたね。
しかもリプレイも見れたらしい。
BBCとしては　当時最先端の機材に鼻高々w
未だにその傾向があって
ヴァーチャル・リプレイとか嬉しそうにやってるのはBBCですね。


６９年１１月にカラー放送へ切り替わったんですが
その記念すべき第１回放送はアンフィールドから。
モノクロの初回もアンフィールドでした。
業界人て　そーゆーとこにこだわりますw

モノクロ時代の６６年にレッズがアンフィールドで優勝を決めた際
誰一人として観客席からピッチになだれ込むことないお行儀の良さを
実況アナが絶賛してましたけど
男性客だらけだったのに　昔はマナーが良かったんですね。

当時　ウルヴズにノウルズという選手がいて
ゲーム中にムカついた際　自分の感情がコントロールできなくて悩んでました。
相手を蹴って骨折させたらどうしよう
そしてその後　骨折した相手の人生が台無しになったら立つ瀬がない。
観客だって興奮して暴れたりしたら大変なことになるかも　と思い悩み
ついに引退して宗教の道に入ったそうです。
この話はイングランドで非常に反響を呼んだらしいですが
その２０年後　ノウルズの恐れていたことが現実になりましたね。
ヘイゼルの悲劇も　ヒルズボロの悲劇も
あんなにマナーが良かったレッズ・サポ絡み
てとこが感慨深いです。

労働者階級のお楽しみだったフットボールが
テレビの力で爆発的な人気を獲得し
首相やイギリス国教会の主教までが欠かさず見るようになっちゃうと
ゲームの興奮に便乗して騒ぐ輩が出て来るのは避けられないことだった
とBBCは言いたげでしたが
煽るつもりはなくても結果的にそうなったからには
やっぱ責任の一端はあるのかも



(後半へつづく)