ズビロ戦異聞  遺恨の火は消えたか!?


忘れもしません、昨年のフクアリでのズビロ戦。
村井の2アシストで逃した勝ち点2。
.
時がすべての傷を癒してくれる、のか、
村井がおとなしくしてた、のか、
ジェフの守備網が優った、のか、
評価は人それぞれ、、、、





 

遺恨試合とメディアが煽るほどのトゲトゲしさは無く、
CKを蹴る時にブーイングが出る程度。
それも、憎悪むきだしのそれではなく、「一応やっとく? 」みたいなノリ。

それもそのはず、両チームの立場は完全に逆転。
ジェフは最終節まで優勝争いに加わったが、対するズビロは中位でもがき続けるのみ。
世代交代に失敗したのは誰の目にも明らか。
名波世代の突出した力で数々の栄光を手にしたが、
そうしたチームがえてして陥りがちな罠にハマった感がある。



若い選手を育てながら勝つ、それは我慢のいること。
で、結果を急ぐあまり、自軍が苦手とするチームの苦手選手を引っ張って来ちゃえば?
一石二鳥じゃん。。。。て、あまりに安直ですよね。

二兎を追う者一兎も得ず、とも言いますよね。
ズビロに渡ったチェ・ヨンス、村井、茶野の三人のその後は、皆さんよくご存知の通り。
「人間力」山本さんの御威光もかすみつつあります。


引き抜きにまつわる世界での話。

記憶に新しいところでは、CLで苦杯を舐めたラツィオが、
相手のヴァレンシアからクラウディオ・ロペスを獲りました。
が、ケガなどもあって苦しみました。(チェ・ヨンスみたい?)
ラツィオと言えば、
15、6年ぶりのスクデッドが目前だったインテルを最終戦でぶちのめし、
ユーヴェが漁夫の利を得た、なんてことがありました。
今のインテルは監督のマンチー二を筆頭に、
ヴェロン、スタンコヴィッチ、ミハイロヴィッチ、、、元ラツィオだらけ。
まだいたな、、、
つーぐらいなもんで、ワケわからんチーム。
ポリシーは無いのか? 「アイデン」と「ティティー」はどこ行った?









うまくいったのはシェフチェンコでしょうね。
ディナモ・キエフにいた時、ミランに衝撃を与え、
すると、ほら、Big Club は、すぐ欲しがっちゃう。
言葉も環境も違うから、本人の努力も並大抵ではないでしょうが、
よく溶け込み、実力も発揮し、メデタシメデタシ。




ひるがえって、われらがジェフ Utd. 引き抜かれた側の話。

ズビロに行った三人の前に、ズデンコ事件がありましたね。
残留争いからようやく脱却しつつあったあの頃、
晴天の霹靂、ズデンコ、名古屋へ、、、、
「臨海魂」をパクった「赤鯱魂」とかもあって、ジェフサポ、怒り心頭でした。
が、禍福はあざなえる縄のごとし、オシム降臨、ズデンコ都落ち、と。
そしてズビロの3人抜けたおかげか、巻、山岸、結城、水本も急成長、
いいことだらけじゃないですか!!!!





引き留めたのはサポだけで、
フロントは高額のオファーに二つ返事だったりして、、、、
こんなにうまくいくとは、誰が予想しました?
ま、選手の努力、コーチング・スタッフの努力あってのことですけど。



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