男子選手の問題となでしことの差
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レキ
2008年08月16日 22:54 visibility138
今回のオリンピック代表を観て感じたのは、結局は選手の力が足りていなかったということにつきるのだろう。
トラップ、パス精度、シュート精度、ゲーム中の大局観、判断速度の遅さ、オフザボールのポジショニング、勝ちたいという意欲、意地、どれをとっても中田・前園世代以降のオリンピックチームでも最も選手個人のレベルは低かっただろう。
それを補っていたのはやはり戦略・戦術であったはずなのに、選手はそれすら自ら壊していった…
本田圭佑を筆頭に他の選手も彼に同調し、監督の戦術を無視して試合をしていたようだが、おそらくあわよくばオリンピックの大舞台で目立ってどこか海外のクラブチームからのオファーでも来ないかと浅知恵を働かせてしまったのだろうか。
そうでなければ対戦相手と自分たちのパワーバランスがまったくわかっていないということだろう。
だとすれば、彼(ら)が仮に身体能力が高かったとしても、頭脳に問題があるのだから、アジア予選を勝ち抜いたことが精一杯だったろう。頭を使わないで勝てる球技なんてないのだから。
この僕の勝手な仮定が成り立てば、監督は誰であっても結果に差は出ないはずだ。
そりゃあ、オシムさんが監督してくれていれば選手たちはおとなしくいうことをきいたかもしれない。
反町監督は若いし、日本人だし、「サッカー選手としては俺のほうが上だ」と勘違いして自分勝手にゲームをいる選手がいるのなら、その子たちに必要なのはサッカー云々ではなくて、道徳教育じゃないかな。
反町監督も自分の意図を無視して試合をする選手がいるのを、観てわかっていたはずなのに、なぜそういう選手を外さなかったのだろう。今回のチームでは誰が出ようが外れようが、チーム力はたいした変わりはないはずだ。だからこそ選抜される選手もころころ変わっていたのだし。
なでしこJAPANと大きく差が開いてしまったのは、男子は試合をするごとに判断力、パス精度、攻めへの意欲が薄れていって、観ていて「行けー!!」と応援できる場面すら少なかったところに現れているようにみえるところだ。
彼女たちはボールを持ったら次にどうするかもう判断がついている。攻守に走ることを苦としない。点を取りに行くときは相手ゴールエリア内に4,5人入ってくる場面がめずらしくない。これらはどれ男子オリンピック代表にみることのできなかった、なでしこのサッカーのすばらしい点だと僕は思う。
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