幸運なPKをもらったものの

直前の記者会見ではインザーギの好調を伝えていたアンチェロッティだが、クリスマスツリーで臨む。

ジーダ
オッド、ネスタ、マルディーニ、ヤンクロフスキー
ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、カカ、セードルフ
ジラルディーノ

両チームとも激しいプレス。審判の判定も流し気味。
ミランがややハイペースで展開。両サイドバックが高めを維持。ピルロはスペースをもらえていいボールを供給する。
ジラルディーノが機能しない。ポストプレイの落としがあわないシーンが幾度も見られる。
カカがジラルディーノに当てようとするボールがことごとく弾き返される。

バイエルンもFWにボールが納まらず、サイドからの放り込むボールとロングシュートだけ。

バイエルンの若いGKレンジングが好セーブをみせる。CKからのアンブロジーニのヘディング、
ジラルディーノの至近距離からのヘディングを、ともに左手一本でうまく弾く。

40分、FK崩れから、オフサイドトラップをかいくぐったピルロのヘディングシュートが決まり先制。
ふわっとしたヘディングが、ラインの裏をケアして前めに位置していたGKの頭上を越えてゴール。

ジラルディーノがオフサイドの笛が鳴った後にプレーを続けてイエローをもらう。これでセカンドレグは
出場できない。

後半15分過ぎたあたりから、ミランのペースが落ちる。ルーズボールを拾えなくなってきた。

71分、ジラルディーノアウトでインザーギ。

78分、サリハミジッチのクロスをピサーロが落とし、ヴァンブイデンが流し込む。1−1。

84分、カカの突破からPK獲得。ルシオとの一対一で、やや後ろからのスライディングだったが、ボールにも当たっていたし、疑問の残る判定。ここまで似たようなシーンを流してきただけに、納得いかない人も多いはず。
PKをカカが冷静に右サイドに転がして2−1。

セードルフアウトでグルキュフ。
ヤンクロフスキーアウトでカラーゼ。

ロスタイム、遠目から放り込んだFKを、またもヴァンブイデンが決めて2−2。ガットゥーゾが審判の時計を確認するが、ゴールが認められる。

引き分けながら、ホームで2失点のミラン。セカンドレグはジラルディーノが出られない。逆にバイエルンはカーンとファン・ボメルが復帰予定。難しい試合になりそうだ。

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