もったいないが下を向いてはいけない

2010年ワールドカップ・南アフリカ大会アジア最終予選の第2戦。
日本vsウズベキスタン。

相手はすでに2敗のウズベキスタンだが、油断はもちろん禁物。

ウズベキスタンのパワフルなプレーにミスを連発する日本。
先制点を与えてしまういやな展開も前半で追いつけたのは素晴らしい。
しかし、そのあとが…

 

 

ジーコが教えたかどうかは知らないが、ウズベキスタンは日本を研究していたと思う。
まずは守備面では俊輔への厳しいマーク。ボールのつなぎ役のボランチ2人への積極的なプレッシャーがあった。
攻撃面では高さのある闘莉王、中沢とは高さで勝負しないこと。内田の裏狙うことが挙げられる。

立ち上がりは日本のミスの多く、試合はアウェーのウズベキスタンのペース。27分の失点まで繋がった。

その後追いつくものの勝ち越し点は奪えずという展開であったが、
特に後半の内容は日本がウズベキスタンを圧倒していたと思う。
個々の選手の技術で言えば、日本の方がはるかに上だった。

勝ち点3が取れなかったことはもったいないと思う。
十分に勝てる相手だった。


と言うのが俺の印象。


しかし、試合後の岡田監督も選手たちのコメントは意外にもまったく下を向いていなかった。
総括すると「長い予選ではこんな試合もある。さぁ次っ」という感じ。

確かにその通りだとはっとさせられた。

選手たちにはこのメンバーでやっていく"手ごたえ"みたいなものはあったのかもしれない。
予選はまだ序盤。内容が伴っているのなら、この試合の勝ち点1は決して下を向く結果ではないと俺も思う。

 

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