MAX147キロ!二死満塁のピンチを迎えトップギアに入った宮國の投球 実戦登板2試合目全投球アップ

  • 舎人
    2011年06月13日 04:57 visibility836













試合経過

日曜日のプロアマ交流戦の動画を編集し始めたのですが、例によって投手の動画を作るのは打者に比べ時間がかかり、さらに球速表示を付けたりすると恐ろしく時間がかかってしまいます。この試合では高卒ルーキー3投手のものに加え、木村の奪三振と星野の三者連続三振をアップして紹介するつもりなのですが、一遍には無理なので少しずつ作っていきたいと思います。

そこで今日はおそらくみんなが一番見たがっているであろう宮國の投球の動画を作ってみました。この日宮國は田中太一に続いて2番手として登板し、被安打3、四球2、といった感じで完璧とはとても言えない内容だったにもかかわらず、粘りの投球を見せ、なんとか無失点に切り抜けました。特に圧巻だったのは五回表に二死満塁のピンチを迎えてからでした。いきなり球場のスピードガン表示が上がります。それまでは140キロ前半を表示していたものが、146キロを連発します。そして打者を打ち取った最後の球はこの日最速の147キロでした。高めに甘く入った感じのストレートでしたが、球威で圧倒しライトフライに打ち取っていました。なんともけれん味のない投げっぷりです!この無限の可能性を感じさせる投球に、私はすっかり魅せられてしまいました。

球威だけではありません。巧みな牽制で一塁走者を刺すなど、細かい芸もできています。課題は変化球の制球力です。スライダーはほぼコントロールできていましたが、100キロ台のカーブがほとんど決まらず、これでカウントを悪くしてしまいます。実戦とはいえ、将来を見据えた配球を身につけている段階でしょうから、抜け気味でもあえて使っているのかもしれません。全てが完璧では逆に不安になるので、これくらいの課題はあった方がいいでしょう。

後は一にも二にも体力アップ。下半身をでかくし、どっしりとしてくれば、球威もさらに上がるし、制球力もますます磨かれてくるでしょう。当面はこんな感じで週一回の登板で2イニング程度が目安の登板になるのかもしれません。過保護はいけませんが大切に育てて欲しいと思います。

宮國椋丞 プロ実戦登板2試合目 2011年6月12日 ←New

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