フィールズ登場!・技巧派左腕に苦しめられた週末のイースタン巨人 7月9日、10日イースタンリーグ 巨人対ヤクルト戦のレポと動画アップ

  • 舎人
    2011年07月11日 06:32 visibility592





試合経過





週末のヤクルトとの二連戦を観てきました。このカードは初めての薄暮試合との事で試合開始が16時という変則的なものでした。試合開始の頃はまだまだ暑く、芯まで凍らせておいたペットボトルが三回までにすべて解凍しているほどで、頭がクラクラとしおかしくなりそうでした。それでも5時を回ると日が陰り始め、少しずつ涼しくなってきます。そして、6時になるとナイターの照明が点灯しました。まだまだ明るく照明があってもなくても関係ない感じでしたが、試合が終了した7時近くになってようやくナイターらしくなりました。球場の周りのはうっそうとした森が広がっているので、まるでジャイアンツ球場は暗闇の中に浮かび上がって見えます。時間の使い方としてはお昼からの方が良いのですが、銀傘も何もないジャイアンツ球場の炎天下の観戦は辛い事この上なかったので、幾分それが和らぐことは歓迎です。でも普通に6時からのナイターにすれば仕事帰りの人も見に来られるのにと思います。節電で難しいのでしょうか・・



さて、試合の方は土曜日赤川、日曜日中澤とコントロールの良い技巧派左腕2人に苦しめられ連敗でした。土曜日3安打、日曜日6安打です。一軍でもこの手の投手に巨人は苦戦しますが、ファームにおいても同じ傾向があるようです。しかも、日曜日の6安打のうち4安打は矢野と高橋信の30過ぎのベテランの2安打づつで、若手のヒットと言えば大田と加治前のものだけです。若手はなかなか活躍できませんでした。一軍は今年、ヤクルトにコテンパンにやられていますが、ファームでもいいようにやられてしまった事が悔しく思えました。



土曜日の試合、来日したばかりのフィールズがスタメンで出場していました。思った以上に横に大きく、見るからにパワーを感じさせます。3打数ノーヒットでしたが、詰まりながらももう少しで本塁打の惜しい当たりがあったり、場外の大ファールがあったりと、そのパワーはうわさどおりのものでした。サードの守備機会は1度しかありませんでしたが、意外に反応が良く、強いゴロを横っ飛びで抑えるとダイレクトにファーストへ送球していました。肩の強さも申し分ないと思います。果たして戦力になるのでしょうか!?1試合だけでは何とも言えません。しかし、統一球による飛距離減で、多くの巨人ファンが本塁打が乱発していた頃の大味な野球を懐かしがっています。フィールズがその願望を満たしてくれるのか、ただの徒花になるか、注目したいと思います。



土曜日、日曜日、それぞれ先発した星野と福田は共に相手投手と比べて球威はあるものの制球が甘く、安定感に欠いた投球です。しかし、タイトな場面以外の中継ぎでなら十分戦力になる気がしました。



打線の方は絶好調と聞いて楽しみにしていた中井がノーヒット、大田が1安打、橋本にいたっては土曜日ノーヒットで、日曜日何かあったのか欠場でした。全く物足りない思いでした。しかし、守備においては若手はそれぞれファインプレーを随所で見せていました。橋本の肩の強さで本塁捕殺をすれば、河野は絶妙のスローイングで盗塁阻止です。大田も打球の追い方が随分上手くなり、余裕が出てきた感じです。収穫が無いなりに見所のあった週末の観戦でした。



J.フィールズ 来日初出場 2011年7月9日


星野真澄 奪三振! 2011年7月9日


橋本到 好返球本塁捕殺!2011年7月9日


大田泰示 二盗、好守備&センター前ヒット 2011年7月10日


加治前竜一 レフトオーバー本塁打!2011年7月10日


河野元貴 盗塁刺!2011年7月10日




























chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。