巨人のドラフト1位、2位対決は叶わず 準決勝にコマを進めた早稲田大の重信と二回戦で敗退した立命館大の桜井

  • 舎人
    2015年11月16日 03:45 visibility782
週末は旅行に出掛けていたので帰宅してからネットの映像で神宮大会の続きを見ました。土曜日は重信のいる早稲田大が出場。重信はリーグ戦のときと同じ一番ライトでスタメン出場していました。

平成27年11月14日(土) 明治神宮大会 早稲田大対愛知大(神宮球場)

一回裏、投手中川 
重信:カウント1-2からセカンド内野安打(103キロS、F、131キロB、134キロF、114キロF、外角ストレート) 
河原の2球目で重信が二盗(楽々セーフ) 

三回裏、投手中川 
先頭バッター 
重信:カウント2-2からショートフライ(114キロB、103キロS、117キロB、129キロS、126キロF、インハイ120キロ) 

五回裏、投手中川 
一死一塁 
重信:フルカウントから見逃し三振(126キロB、130キロB、114キロB、131キロSw、135キロF、アウトロー134キロギリギリ一杯) 

七回裏、投手中川 
二死一塁 
重信:フルカウントから四球(130キロB、131キロS、135キロB、134キロF、138キロF、105キロB、高め137キロ) 

重信打撃成績
3打数1安打 1四球 1盗塁 

見に行った10月31日の早慶戦と同じ初回にセカンド内野安打です。この選手は本当に足が速い!内野守備の構えたポジションから少しずれただけで内野安打の可能性が生まれます。相手にとっては非常に厄介な相手になるでしょう。この俊足をプロ入り後も生かしてチームに貢献して欲しいと思います。

早稲田大は愛知大の左の好投手中川を攻略して順当にコマを進めました。次に巨人関係で試合があるのは日曜日の立命館大戦なのですが、エース桜井は金曜日に109球を投げたばかり。あまり酷使して欲しくないものの、おそらくまたマウンドには桜井が立つことが予想されます。もしも、早稲田大・立命館大共に勝ち進んで行ったとすると、この両者は決勝で対決することになります。ドラフト指名された1位と2位の選手が大学日本一をかけて対決するなんてまたとない機会。「桜井には無理して欲しくないけど、立命館大には勝って欲しいな」などと実に虫の良い考えの下、日曜日の試合を待ったのでした。案の定、立命館大のマウンドには中1日で桜井が登板したのでした。


平成27年11月15日(日) 明治神宮大会 早稲田大対愛知大(神宮球場)

一回表、投手桜井
藤岡:カウント1-2からレフトフライ(142キロS、120キロF、126キロF、143キロB、低め117キロ) 
法兼:カウント2-2から空振り三振(140キロB、142キロS、137キロB、142キロS、低め125キロ) 
北村:フルカウントからライトファールフライ(99キロB、140キロS、121キロF、138キロB、116キロB、アウトロー113キロ) 
三者凡退、一回表終了 

二回表、投手桜井 
遠藤:カウント2-2からファーストゴロ(126キロB、135キロS、101キロB、112キロF、真ん中低め130キロ) 
板山:フルカウントからファーストベースに当たりイレギュラーする不運なセカンド内野安打(138キロB、132キロF、143キロB、140キロB、143キロF、外角124キロ) 
丸山:カウント1-1からライト線先制タイムリー二塁打(140キロF、122キロB、外角139キロ)、0対1 
一死二塁 
水本:カウント1-1からファーストゴロ進塁打(124キロB、138キロS、真ん中121キロ) 
二死三塁 
宗接:フルカウントからセンター前タイムリーヒット(140キロS、139キロB、122キロB、142キロF、120キロB、142キロF、高め119キロ)、0対2 
石塚:カウント1-1からショートゴロ(141キロS、116キロB、低め139キロ) 
宗接残塁、二回表終了

三回表、投手桜井 
藤岡:初球セカンドゴロ(外角109キロ) 
法兼:カウント2-2からショートゴロ(139キロB、139キロS、115キロB、137キロF、外角123キロ) 
北村:カウント2-1からショートゴロ(139キロB、142キロB、139キロS、真ん中外より140キロ) 
三者凡退、三回表終了 

四回表、投手桜井 
遠藤:カウント0-2から空振り三振(109キロS、126キロSw、136キロF、低め127キロ) 
板山:カウント2-2から空振り三振(139キロS、108キロS、126キロB、141キロB、内角142キロ) 
丸山:カウント2-2から空振り三振(126キロB、118キロSw、113キロF、140キロB、インロー123キロ) 
三者連続三振で三者凡退、四回表終了 

五回表、投手桜井 
水本:カウント0-2からファースト内野安打(140キロS、124キロS、外角127キロ、ファースト脇屋がこぼす限りなくエラー気味) 
宗接の打席で水本が二盗死 
宗接:カウント1-2から捕ファールフライ(137キロS、139キロB、137キロSw、低め125キロ) 
石塚:フルカウントから見逃し三振(142キロB、140キロB、142キロS、119キロB、139キロS、真ん中141キロ) 
五回表終了

六回表、投手桜井 
藤岡:フルカウントから四球(121キロB、141キロS、100キロS、120キロB、138キロF、128キロB、140キロF、低め142キロ、ストライク判定でもおかしくない) 
法兼:カウント0-1から投犠打(138キロS、高め140キロ) 
一死二塁 
北村:カウント2-2からライトフライ(120キロS、135キロB、139キロS、114キロF、137キロB、140キロF、真ん中高め124キロ) 
遠藤:敬遠気味のストレートの四球(124キロB、140キロB、107キロB、外角139キロ) 
二死一二塁 
板山:カウント1-0からライトフライ(140キロB、外角139キロ) 
二者残塁、六回表終了 

七回表、投手桜井 
丸山:初球サードゴロ(低め117キロ) 
水本:カウント1-2から空振り三振(124キロB、138キロS、141キロS、外角121キロ) 
宗接:見逃し三球三振(141キロSw、120キロSw、外角139キロ) 
三者凡退、七回表終了

八回表、投手桜井 
諏訪:空振り三球三振(138キロS、121キロB、138キロS、外角142キロ) 
藤岡:カウント1-0からレフト前ヒット(140キロB、低め136キロボール球) 
法兼の打席で藤岡が二盗死 
法兼:カウント1-2からショートフライ(134キロB、135キロF、119キロSw、ショートフライ141キロ) 
八回表終了 

九回表、投手桜井 
北村:カウント2-2からライト前ヒット(139キロF、105キロB、134キロS、118キロB、140キロF、外角137キロ) 
遠藤:初球犠打失敗の捕ファールフライ(真ん中107キロ) 
板山:初球投犠打(外角137キロ) 
二死二塁 
宮崎:カウント0-2から見逃し三振(117キロS、138キロF、140キロF、外角116キロ) 
北村残塁、九回表終了

桜井登板結果 負け投手(九回完投)
球数133球 打者33人 被安打6 奪三振9 与四球2 与死球0 MAX143キロ(複数度)

立命館大にとっては不運が絡む実に惜しい敗戦!桜井は金曜日の試合に比べればテンポも悪いし、変化球が高めに浮く場面が目立つしで、金曜日を100としたら80くらいの出来だったと思います。しかし、それでも十分に好投したと思います。金曜日の投球は決してたまたまではなかったのです。これで桜井は学生時代最後の登板を終えた訳ですが、残念ながら重信とのドラフト1位、2位対決は叶いませんでした。しかし、こんな寒い中、これ以上プロ入り前に酷使されてもたまらないのでこれで良しとしましょう。次はジャイアンツのユニフォームを着た姿の桜井を応援したいと思います。

ところで、神宮大会に出場している巨人絡みの選手は桜井と重信だけではありません。明日(16日)に出場する東海大の投手中川も巨人のドラフト7位です。中川には桜井に代わって決勝で重信と対戦して欲しいと思います。

 それにしてももうすぐ師走だというのにいまだに野球を追いかけている。なんて不思議なシーズンだろう。

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