
昨年トレードで移籍した巨人立岡とSB福元がそれぞれ活躍!NPBもルール5ドラフト導入で人材の有効活用を
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舎人
2013年05月18日 03:50 visibility1244
今日(17日)の一軍の西武戦では、ソフトバンクから来た立岡がスタメンに抜擢され良い働きをし、勝利に貢献しました。そうかと思っていると、ソフトバンクでは巨人から移籍した福元がスタメン出場し、決勝打を放つ活躍をしたとか。この2人は昨年の6月に交換トレードでそれぞれ移籍したのですが、その2人が同じ日にスタメンに抜擢され、活躍するという素晴らしい日になったのでした。まさに巨人ソフトバンクともにウィンウィンのトレードになった訳です。先日はオリックスに移籍した山本が活躍したり、今日の試合でも星が地味ながら西武の捕手として出場していたりして、元巨人の若手たちが頑張っています。彼らは巨人では出番に恵まれなかったものの、移籍先で認められ、自分の居場所を見つけたのでしょう。こういった姿を見るにつけ、ある程度の年齢に達したものの出番に恵まれない選手には、移籍の機会を設けてあげて欲しく思います。一番悲しいことは、力があるのにチャンスが与えられず、いたずらに年齢ばかり喰ってしまう選手がいることや、誰もが認める力があるのに、球団や首脳陣とソリが合わないのか、埋もれてしまっている選手がいることです。そういった選手たちをなんとかして世に出す方法がないかと思うのです。
それをFAなどの実績を積み上げて獲得する権利にするのではなくていいでしょう。あくまでも球団側が損をしないことと、人材の有効活用が一致する方法を模索すればいいです。以前も話しましたが、私は日本にも米球界のようなルール5ドラフトをぜひとも導入して欲しいと思っています。つまりはそれぞれの球団でダブっている戦力を各球団から割り出し、それをドラフトで各球団が指名して行くのです。これを米球界ではオフのウインターミーティングで毎年行っているのです。球団のコスト軽減と人材の有効活用を考えてのことです。それをそっくりメジャーのように導入するのではなくて、日本流にアレンジすればいい。私なら年齢と過去の出場実績で、その対象選手を割り出す方法を考えます。例えばその対象年齢を26歳以上とし、過去3年間の出場試合数を50試合以下とします。すると、ここ3年間で27試合36イニングしか投げていないもののもうすぐ30歳になる野間口や、過去3年間で28試合、28打席しか出番がなかったものの今年29歳になる隠善などは、その筆頭候補に挙げられます。2人とももうファームで育成する段階の選手ではありません。常に一軍の戦力として戦えるようにスタンバイしていなくてはいけない歳回りの選手です。それが出番がないのであれば、いくら力があったとしても放出すべきです。野間口や隠善がルール5ドラフトに供出されたとしたら、2人ともおそらく欲しがる球団があるでしょう。彼らは移籍先で良い働きをする気がしますし、巨人はその代わりに自分のところに合った他球団で埋もれた選手を指名して獲得すればいいのです。こういった選手は、何も巨人だけに限った話ではないでしょうから、その中に、きっと巨人に合った選手もいることと思います。
関心のある人は以前書いた話も読んでください。
私案・日本版ルール5ドラフト(2011年12月9日)
福元も山本も星も毎試合のようにファームの試合で見て来た選手たちです。どこに行っても頑張って欲しいという気持ちは変わりません。そのことが他球団の試合を見て楽しむキッカケになったりします。そんなことを考えさせてくれた交流戦の一夜でした。
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