平成28年4月16日(土) イースタンリーグ 巨人対楽天(ジャイアンツ球場)早期の一軍昇格の可能性を感じさせた下克上ルーキー長谷川の好投

  • 舎人
    2016年04月17日 03:22 visibility831






















































長谷川対オコエ

年度始めの多忙さから、なかなか球場に来られませんでしたが、今日はしばらくぶりに球場へやって来ました。しかし、熊本で頻発する地震が心配で、心の底から野球観戦を楽しめない自分がいます。3月の末に来た時は満開だった球場の周りの桜もすっかり葉桜になり、今はスコアボード後方の八重桜が満開になっています。東日本大震災の時も思いましたが、どんな災害があっても季節が来れば花は咲き、人の心をまぎらせてくれます。それをありがたいと思って受け止めれば良いのですが、後はいかに今のこの気持ちを大切にし、忘れないかが肝要です。桜の季節が来るたびに思い出さなくてはいけない。桜の木の下には数多くの人々の思いが埋まっているのです。

さて、今日の先発は育成から這い上がったルーキー長谷川です。今まで見て来た限りコントロールの良さが際立っていましたが、今日の登板ではどんな投球を見せてくれるか楽しみです。野手では調子を上げつつある重信、一軍昇格が待望される岡本、斎藤監督から最も注目していると名指しされていた山本あたりを特に注目してみたいと思います。

楽天
(8)オコエ(7)八百板(D)島井(9)牧田(4)北川(5)柿澤(3)内田(2)伊東(6)吉持(P)川井
巨人
(7)重信(8)藤村(4)辻(5)岡本(9)北(D)堂上(3)和田恋(2)宇佐見(6)山本(P)長谷川

一回表
オコエ:カウント1-2から空振り三振(B、102キロF、133キロSw、135キロF、外角122キロ)
八百板:カウント1-2から空振り三振(F、121キロS、134キロB、インロー120キロ)
牧田:カウント1-1から投ゴロ(137キロS、136キロB、外角124キロ)
三者凡退、一回表終了

先発の長谷川ですが、球のキレ、コントロール共に上場の立ち上がりです。

一回裏
重信:カウント1-2から空振り三振(134キロB、135キロS、127キロS、高め137キロ)
藤村:カウント2-2から空振り三振(137キロSw、113キロB、137キロS、138キロB、137キロF、低め123キロ)
辻:カウント1-1からセンターフライ(138キロS、113キロB、外角114キロ、オコエのスーパープレー)
三者凡退、一回終了

辻の打球は右中間を抜けそうなものでしたが、オコエがダイブしてキャッチしてしまいました。さすがの身体能力です。

二回表
北川:カウント2-2からレフト線二塁打(126キロSw、123キロF、121キロB、133キロF、B、ひざ元121キロ)
柿澤:初球右太ももに死球(スライダーのすっぽ抜け)
無死一二塁
内田:カウント1-2から空振り三振(118キロSw、B、121キロF、外角121キロ)
伊東:カウント1-1からサードゴロ併殺打(133キロSw、120キロB、真ん中内より133キロ)
二回表終了

長谷川はピンチを招きましたが、低めに球が集まっており落ち着いて後続を絶っていました。

岡本は強いゴロを無難にさばいていました。

二回裏
岡本:カウント1-0からサードゴロ(136キロB、アウトハイ136キロ)
北:カウント2-2から空振り三振(138キロB、136キロS、137キロB、124キロSw、低め124キロ)
堂上:カウント2-0から投ゴロ(B、137キロB、真ん中内より138キロ)
三者凡退、二回終了

岡本はやや強引な打撃のサードゴロでした。

三回表
下妻:カウント2-1からレフト前ヒット(113キロS、121キロB、129キロSw、123キロB、内角127キロ)
吉持:カウント0-2からショートゴロ進塁打(F、127キロF、低め119キロ)
一死二塁
オコエ:フルカウントから四球(132キロB、121キロF、130キロB、120キロSw、121キロB、外角134キロ)
一死一二塁
八百板:カウント2-0からライトフライ(130キロB、133キロB、内角121キロ)
牧田:初球ファーストファールフライ(内角110キロ)
二者残塁、三回表終了

長谷川はピンチで八百板を何とかライトに打ち取りましたが、これは真ん中内寄りの甘い球で、一つ間違えばフェンスオーバーの紙一重の投球でした。

三回裏
和田恋:カウント1-1からセンター前ヒット(135キロS、137キロB、外角127キロ)
宇佐見:カウント0-1から犠打失敗の投ゴロ併殺打(123キロF、真ん中133キロ)
山本:カウント0-1からショートゴロ(114キロS、内角137キロ)
三回終了

和田は外角の沈む球を上手く押っつける感じでピッチャー返しをしました。

四回表
北川:カウント2-2から空振り三振(127キロB、130キロB、110キロS、133キロS、内角122キロ)
柿澤:カウント0-1からセカンドゴロ(118キロS、外角130キロ)
内田:初球投ゴロ(外角変化球)
三者凡退、四回表終了

長谷川のコントロールの良さが際立っています。

四回裏
重信:カウント0-1からレフトフライ(135キロS、外角114キロ)
藤村:初球レフトフライ(真ん中121キロ)
辻:初球右わき腹に死球(136キロ)→痛そう(>_<)→でも気丈に一塁へ
岡本:カウント1-1からファーストフライ(114キロB、136キロF、内角136キロ)
四回終了

重信も藤村も自分たちのタイプを考えたら簡単に打ち上げてしまってはいけません。

辻は心配されましたが、無事に守備についています。

五回表
伊東:カウント2-2からライトフライ(119キロS、120キロSw、132キロB、128キロB、外角131キロ)
下妻:カウント2-2から空振り三振(B、120キロS、122キロS、136キロB、内角110キロ)
吉持:カウント1-1からショートゴロ(130キロB、134キロS、低め131キロ)
三者凡退、五回表終了

長谷川の危なげない投球が続きます。微妙に腕の高さを変えながら投球しているようです。

五回裏
北:カウント2-2からライトオーバーヒット(134キロF、135キロB、121キロB、121キロSw、124キロF、真ん中やや低め120キロ)
堂上:フルカウントから右中間二塁打(135キロB、136キロF、135キロF、127キロF、136キロF、114キロF、138キロB、126キロB、真ん中137キロ)
無死二三塁
和田恋:カウント1-2からライト前先制タイムリーヒット(137キロS、117キロF、137キロB、外角138キロ)、1対0
無死一三塁
宇佐見:カウント1-1から詰まった浅いレフトフライ(135キロB、135キロS、内角114キロ)
山本:初球詰まったライト前タイムリーヒット(外角124キロ)、2対0
一死一二塁
重信:フルカウントから空振り三振(136キロS、B、137キロB、136キロF、136キロF、115キロB、高め135キロ)
藤村:カウント1-2から空振り三振(125キロF、134キロF、122キロF、135キロB、低め136キロ)
二者残塁、五回終了

この回、打線がつながり先制しました。和田も山本も得意なタイプの投手に上手く対応できた感じです。

六回表、辻→レフトアブレイユ、センター重信、セカンド藤村
オコエ:初球ライト前ヒット(外角131キロ)
八百板:カウント0-1からレフトフライ(114キロS、真ん中124キロ)→オコエが戻れず併殺
牧田:カウント1-1からサードファールフライ(121キロB、133キロSw、内角120キロ)
六回表終了

アブレイユの危なっかしい守備を見たオコエがセカンドを伺ったところ、意外にも捕球したためにオコエは戻れず併殺になりました。抜群の身体能力を披露するスーパールーキーのオコエですが、状況判断はまだまだですね。

六回裏、下妻→捕手小関
アブレイユ:初球ショートゴロ(外角130キロ)
岡本:フルカウントからセカンド内野安打(S、132キロB、134キロB、118キロF、132キロB、120キロF、外角やや高め133キロ)
北:カウント2-2から空振り三振(132キロB、121キロS、132キロF、118キロB、低め128キロ)
堂上:フルカウントからショートフライ(114キロB、119キロB、121キロB、133キロSw、133キロS、135キロF、129キロF、内角133キロ)
岡本残塁、六回終了

今日の岡本はどうも川井に合っていない感じでしたが、この打席では見逃せばボールかもしれない難しい球に上手く対応していました。























































ヒットで出塁した岡本

七回表
北川:カウント2-0から投ゴロ(114キロB、129キロB、外角123キロ)
柿澤:フルカウントから空振り三振(130キロS、105キロB、B、117キロB、F、内角120キロ)
内田:初球バットを折りながらショート内角安打(内角ストレート)
伊東:カウント3-1から四球(126キロB、104キロB、127キロB、128キロF、外角116キロ)
二死一二塁
小関:カウント1-2から捕ファールフライ(126キロB、118キロS、119キロF、122キロ)
二者残塁、七回表終了

長谷川は打ち取ったはずの当たりが安打となりピンチを招きましたが、危なげなく脱していました。どうも伊東よりも小関の方が打ち取りやすいと感じて、あえて伊東に四球を与えた感があります。

七回裏、投手武藤
和田恋:カウント2-0からセカンドゴロ(143キロB、B、外角145キロ)
宇佐見:カウント2-2からスイングを取られ空振り三振(144キロB、144キロF、145キロS、135キロB、内角133キロ)
山本:カウント1-1からショートゴロ(144キロS、114キロB、高め144キロ)
三者凡退、七回終了

武藤の相手をねじ伏せるような投球の前に三者凡退です。

八回表、投手ウーゴ、宇佐見→捕手鬼屋敷
吉持:カウント3-1から四球(142キロB、141キロF、138キロB、141キロB、内角140キロ)
オコエ:カウント0-1からレフトオーバー二塁打(140キロF、真ん中128キロ)
無死二三塁
代打フェルナンド:初球当たり損ないながらショート山本のグラブの下を抜けるレフト前同点タイムリーヒット(低め126キロ)、2対2
フェルナンド→代走島井
無死一塁
牧田:ストレートの四球(141キロB、141キロB、123キロB、高め141キロ)
投手交代ウーゴ→公文
無死一二塁
北川:初球犠打失敗のファーストゴロ(低め132キロ、和田猛ダッシュナイスプレー!)
柿澤:カウント3-1から四球(132キロB、127キロS、141キロB、123キロB、低め136キロ)
一死満塁
内田:カウント2-1からサードゴロ併殺打(143キロB、142キロB、143キロSw、低め142キロ)
八回表終了

ウーゴは一死も取れずに交代。何だかパワーはあるものの制御は効かないヤクルト時代の金伏に戻ってしまった感じです。

八回裏、投手ミコライオ、レフト島井
重信:カウント1-2からショートフライ(143キロS、Sw、F、F、94キロB、141キロF、内角129キロ)
藤村:カウント0-1からセカンドゴロ(S、外角144キロ)
アブレイユ:フルカウントから見逃し三振(B、144キロF、131キロSw、129キロF、129キロB、内角126キロ)
三者凡退、八回終了

今のアブレイユからはまるで打てる気配を感じません(=_=)

本日の入場者数1236名

九回表、投手香月
伊東:カウント0-1からセンターフライ(136キロB、真ん中135キロ)
小関:フルカウントからセンターフライ(B、136キロF、137キロF、111キロB、132キロB、外角137キロ)
吉持:カウント1-1からショートゴロ(136キロF、136キロB、外角変化球)
三者凡退、九回表終了

伊東の当たりはあるいはという当たりでしたが、フェンス手前で失速していました。

さぁ、岡本のサヨナラ本塁打が見てみたいものです。

九回裏、投手石橋
岡本:カウント1-0からショートゴロ(107キロB、外角137キロ)
北:カウント1-2から空振り三振(低め126キロ)
堂上:カウント2-1からファーストゴロ(139キロB、139キロS、127キロB、外角134キロ)
三者凡退、九回終了

石橋は岡本の好きなタイプの投手だと思っていたのですが、やや強引な打撃でした。

これから延長戦です。宮國が登板します。













バッターボックスの北 

十回表、投手宮國
オコエ:カウント1-2からファーストファールフライ(129キロB、127キロSw、F、外角130キロ)
島井:カウント2-1からサードゴロ(144キロB、144キロS、126キロB、外角142キロ)
牧田:カウント1-1から右中間二塁打(134キロB、145キロS、高め144キロ)
北川:初球ショート内野安打(低め127キロ)
二死一三塁
柿澤:カウント1-1からセカンドゴロ(128キロB、126キロS、外角142キロ、藤村よく追い付くナイスプレー!)
二者残塁、十回表終了

宮國は球のキレ球威共に良いものの、やや投げ急いだ感がありピンチを招きました。

十回裏
和田恋:カウント2-1からショートゴロ(135キロB、135キロB、139キロF、外角135キロ)
鬼屋敷:カウント0-2からショートゴロ(141キロSw、142キロF、126キロF、141キロF、外角135キロ)
山本:カウント1-1から投ゴロ(131キロF、118キロB、外角135キロ)
三者凡退、十回終了

十一回表、投手矢貫
内田:カウント1-0からサードゴロ(133キロB、外角138キロ、岡本ジャンピングスロー守備軽快!)
伊東:空振り三球三振(117キロSw、144キロS、外角144キロ)
代打榎本:初球センター前ヒット(外角141キロ)
吉持:カウント1-1からレフトファールフライ(B、アウトハイ129キロ、北ファインプレー!)
榎本残塁、十一回表終了

北は風で流されて行く飛球を上手くスライディングしながら捕球しました。

十一回裏、投手大塚、ライト榎本、北川→捕手足立
重信:カウント1-1からセカンドゴロ(132キロF、114キロB、外角131キロ)
藤村:カウント2-2からショートゴロ(110キロS、113キロB、119キロB、120キロSw、119キロF、136キロF、94キロF、外角119キロ)
アブレイユ:カウント1-0からセンター前ヒット(118キロB、外角132キロ)
岡本:フルカウントから四球(131キロS、133キロB、116キロF、134キロB、135キロB、低め117キロ)
二死一二塁
北の打席でバッテリーエラー
二死二三塁
北:カウント3-1から四球(119キロSw、119キロB、113キロB、111キロB、外角133キロ)
二死満塁
堂上:カウント0-1からショートフライ(118キロS、低め117キロ)
三者残塁、試合終了、2対2の引き分け

二死からアブレイユ、岡本、北が出塁し、サヨナラの期待が生まれましたが、最後は堂上が難しい球に手を出して凡退。万事休す2対2の引き分けで試合終了となりました。

岡本は最後の打席で本塁打性の惜しい大ファールを放ちました。次に同じような場面ではぜひとも期待に応えて欲しいと思います。























































ジャイアンツ球場のスコアボードと八重桜

さて、試合の総括です。2対2の引き分けとなったこの試合は、前半投手戦で、後半貧打戦といった感じの試合でした。巨人先発の長谷川、楽天先発の川井は共にコントロールが良く、打たせて取るタイプだったため、非常に試合のテンポが早く、1時間ほどで5回が終了してしまう感じでした。しかし、両ピッチャーが降板してからは、両軍ともチャンスがありながら決め手を欠き、残塁の方が目立つ試合だったと思います。

長谷川は七回を投げて無失点だったのですが、前回、前々回見た時と同様に非常にコントロールの良さが際立っていました。球威は最高でも137キロと速くありませんが、コーナーにきっちりと投げ分けられているのでなかなか連打がありません。同じタイプの平良に球威では劣るものの、長谷川の方がコントロールと変化球の質は良いように感じます。打ち気を逸らす投球で奪三振も6つを数えました。この試合で特に気付いたのは、勝負所を心得ているということです。つまり無理な勝負を避け、無難な勝負を選択しているように感じるのです。三回表と七回表はピンチでそれぞれオコエと伊東を迎えますが、共に勝負を避けて次の打者を打ち取って無失点で切り抜けています。これはどうも嫌な予感のする打者との勝負を敢えて避け、与し易い打者との勝負を選択したように感じます。それもコントロールに自信があるからできる技なのでしょう。この試合での好投は、おそらく一軍の首脳陣の耳へも届く事と思います。意外に早い一軍昇格があり得るのではないか。ドラフトでは育成8位と最後の最後に指名を受けた選手が、見事下克上を果たし、一軍に呼ばれる日もそう遠くないような気がしたこの日の長谷川の投球でした。

二番手のウーゴですが、全然ダメ!前回見た時はヤクルト時代とは別人のような丁寧な投球を披露していたのに、この日の投球はヤクルト時代の乱暴な投球です。3月より球速が+5キロアップした代わりに、制球力が半減してしまった感じ。これでは何のために支配下入りしてもらったのか分からない。3月13日の投球は先発だったから力を加減して丁寧な投球だったのか?そして、この日はリリーフでの起用だったから思い切り力任せの投球になったのか?なんだか訳が分かりません!やはり弟でも投げていたのか!?

宮國が1イニングだけ投げましたが、球威もキレもコントロールも申し分なく、何時一軍に呼ばれても良いような投球内容でした。賭博事件のことが何でも無いのならば、すぐにでも昇格させるべきですね。

打線は下位打線が活発で先制に成功しました。しかし上位打線、特に重信藤村の一二番コンビが共に5タコと振るわず、打線全体を湿らせてしまった感じです。2人ともS級の脚力を誇っているのだから、最低限転がすことを心がけないといけないのですが、三振したり、打ち上げたり、自分たちの役割が分かっていないんじゃないかと思われる打席が数多くありました。困ったものです。何とかして欲しい。

岡本はヒット1本ながら今日は強引な打席が目立ちました。唯一のヒットは外角の難しい球を合わせる感じでピッチャー返しをしたもので、川井のグラブに当たってセカンドの内野安打になったものですが、仮に川井のグラブに当たっていなくてもセンターに抜けていたと思います。全く合っていなかった川井に何とか喰らい付こうという打撃だったと思います。延長の最終回ではあわやサヨナラ本塁打かという大ファールをレフトポール際に放ちました。116キロのインスラでしたが、変化球を捉える技術は一軍クラスだと思います。守備では2度の併殺を含む3度の守備機会を無難にこなしていました。延長十回の島井のゴロは村田のようなジャンピングスローでした。中井や大田、和田恋といったサードを挑戦した先輩たちに比べると捕球してからの安定感が岡本にはあります。スローイングで苦しまないということは岡本のサードでの起用の後押しになると思います。

唯一のマルチヒットを放ったのは和田でした。他のバッターが川井に合わせるのに苦労している中、1人川井に合っていた感じです。これは川井のみならず和田がサウスポー全般を得意としているからでしょう。サウスポーの方が身体が開かず上手く対応できる。今の和田はメカニック的にそういった打撃フォームなのだと思います。

山本は詰まった気味のタイムリーヒットを放ちましたが、これは一見するとただのラッキーヒットのように思えます。しかし、こういった感じのヒットを今までに何度も見ていると、これは偶然そうなったのではなく、そういった打撃スタイルなのではないかと思えてきます。意図せずそうなってしまうのか、狙ってやっているのかは分かりませんが、実に個性的なバッターです。

最後に、楽天のオコエですが、生で見ると実に堂々とした体格をしているように目に映ります。名鑑のスペックよりも大きく見える。守備では辻のヒット性の当りをダイビングしてキャッチしたり、打ってはマルチ、走塁でもセカンドから素晴らしい脚力で同点のホームを踏んだり、走攻守に渡ってスタンドを沸かしていました。スター性を感じる選手です。なんだかかつての新庄みたいな雰囲気。すぐにでも一軍に呼ばれてしまいそうですが、さらにイースタンを盛り上げて欲しいと思いました。巨人に欲しかったなぁ・・

明日(17日)も天候次第で試合を見に行きます。次回も乞うご期待!

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