平成28年5月14日(土) イースタンリーグ 西武対巨人(in高崎市城南野球場) 鬼屋敷と橋本の連続本塁打!

  • 舎人
    2016年05月23日 06:33 visibility1401

















































今日も群馬から。一昨日と同じ高崎の城南野球場です。この球場は駐車場が狭いので、早く到着しないといけないと分かっていたのですが、もたもたしていたら、結局、到着が12時前になってしまい、案の定、ずっと離れた場所に留めるしかありませんでした。ようやく到着してなんとか良い場所を確保して試合を待っています。高曇りで暑すぎず、ちょうど良い頃合いの観戦になりそうです。

先発は大竹です。私は生で見るのは初めてですが、あまり良い話を聞かないので本当なのか気になるところです。って大竹は大竹でも打つ方ですが育成の大竹秀義ではなく、大竹寛の方でした。打線は岡本が今日も四番サードでスタメン出場です。先週の大活躍を見た後だったので、まさかこの遠征の頃には一軍に昇格していると思っていました。今週も大活躍で否が応でも一軍に呼ばなくてはいけないまでになって欲しいと思います。

巨人
(7)重信(4)藤村(6)山本(5)岡本(D)藤村(9)北(3)和田恋(2)鬼屋敷(8)橋本到(P)大竹
西武
(8)斉藤(D)渡邊直(6)呉(3)山川(9)森(7)坂田(2)星(5)金子一(4)水口(P)國場

一回表
重信:カウント1-2からセンターフライ(141キロS、142キロB、140キロF、アウトハイ140キロ)
藤村:フルカウントから空振り三振(138キロS、129キロSw、139キロF、128キロB、111キロB、132キロB、137キロF、139キロF、140キロF、138キロF、低め132キロ)
山本:カウント1-1からファーストファールフライ(128キロS、118キロB、外角128キロ)
三者凡退、一回表終了

藤村は打ち取られましたが、二番打者として良い粘りをしました。

一回裏
斉藤:カウント1-2から空振り三振(S、129キロS、137キロB、低め122キロ)
渡邊:カウント1-2から空振り三振(S、138キロB、138キロF、123キロF、アウトロー123キロ)
呉:カウント2-0からファースト内野安打(124キロB、140キロB、外角140キロ)
山川:カウント1-2から空振り三振(136キロF、134キロS、137キロB、低め138キロ)
呉残塁、一回終了

とんだ勘違い!大竹は大竹でもルーキーの大竹秀義でなく、ベテランの大竹寛の方でした。球威こそ出ていませんが、球のキレはまずまず良いと思いました。

二回表
岡本:カウント1-2から見逃し三振(138キロS、140キロS、147キロB、142キロF、内角127キロ)
中井:カウント2-2からセンターフライ(134キロS、131キロB、142キロB、143キロF、真ん中141キロ)
北:フルカウントからレフトフライ(127キロS、131キロB、139キロB、135キロB、133キロ、外角141キロ)
三者凡退、二回表終了

國場という投手は岡本に対しては一段ギアを上げましたね。岡本は意表突かれる投球で討ち取られていました。

二回裏
森:カウント1-2から見逃し三振(141キロF、139キロB、123キロS、140キロF、130キロF、140キロB、外角125キロ)
坂田:カウント2-2からセカンドゴロ(105キロB、124キロS、143キロS、142キロF、144キロB、低め133キロ)
星:カウント1-1からカーブの抜け球を左腰付近に死球(107キロS、145キロB、108キロ)
金子一:カウント1-2から空振り三振(125キロF、127キロB、137キロS、内角123キロ)
星残塁、二回終了

大竹は森に老獪な投球で打ち取っていました。予想外の配球に森が茫然としていました。球威も段々上がってきたようです。

三回表
和田恋:カウント3-1からライト右ヒット(141キロB、126キロB、132キロB、137キロS、外角139キロ)
鬼屋敷:初球捕犠打(低め135キロ)
一死二塁
橋本:カウント0-1からセンターフライ(138キロS、高め143キロ)
重信:ストレートの四球(131キロB、131キロB、133キロB、高め139キロ)
二死一二塁
藤村:初球ファーストライナー(インハイ138キロ、山川ジャンプファインプレー)
二者残塁、三回表終了

和田のヒットは外角球を上手く押っつける感じのクリーンヒットでした。

三回裏
水口:カウント1-0からセカンドゴロ(138キロB、低め136キロ)
斉藤:カウント3-1からセカンドゴロ(135キロS、107キロB、104キロB、140キロB、内角134キロ)
渡邊直:フルカウントから外角に惜しくも外れ四球(127キロS、138キロB、125キロS、143キロB、136キロB、外角142キロ)
呉:カウント1-2からレフト前ヒット(142キロB、126キロS、139キロS、外角131キロ)
二死一二塁
山川:カウント1-2から(127キロF、127キロF、129キロB、高め144キロ釣り球)
二者残塁、三回終了

大竹はカーブが抜けていることで苦しくなっている感じです。しかし、投球術はさすがの一言!


















































四回表
山本:カウント1-0からファーストゴロ(117キロB、外角141キロ)
岡本:初球ショートフライ(外角125キロ)
中井:フルカウントから四球(133キロB、139キロS、142キロB、134キロB、131キロSw、アウトロー133キロ)
北:カウント1-1からフェンス手前の大きなセンターフライ(129キロB、134キロS、低め127キロ)
中井残塁、四回表終了

岡本は難しい球を打って凡退。やや強引な打撃をしていますね。

四回裏
森:フルカウントからライトオーバー二塁打(124キロB、137キロF、141キロS、145キロF、130キロB、128キロB、インロー128キロ)
坂田:カウント2-2からレフト前ヒット(128キロB、138キロS、139キロS、138キロB、低め128キロ)
無死一三塁
星:初球浅いライトファールフライ(外角126キロ)
金子一:カウント1-0バットを折られからサードライナー(125キロB、外角140キロ)
水口:カウント2-2から投ゴロ(143キロS、142キロB、144キロS、142キロB、143キロF、130キロF、低め143キロ)
二者残塁、四回終了

ピンチを大竹は粘って無失点。森に対しては2球目にホームラン性の当たりを打たれ、その後かなり投げにくそうにしていました。

五回表
和田恋:カウント2-2からファーストゴロ(B、139キロSw、131キロS、131キロB、138キロF、外角135キロ)
鬼屋敷:カウント1-0からセンターライナー(111キロB、真ん中135キロ)
橋本:カウント1-1からライト前ヒット(131キロB、128キロS、真ん中内より129キロ)
重信の打席で橋本が二盗死
重信:カウント0-2から途中終了(136キロF、139キロF、低め128キロ)
五回表終了

橋本に鋭い当たりのヒットが出ました。打つ方は良かったものの、盗塁は楽々アウトと脚の方はまだまだ慎重なのかもしれません。

五回裏
斉藤:初球北のダイブも及ばず右中間二塁打(高め107キロ)
代打駒月:カウント1-0からライトフライ(B、外角136キロ)
呉:カウント3-1から四球(137キロB、137キロS、139キロB、123キロB、外角142キロ)
一死一二塁
山川:カウント2-2から空振り三振(124キロB、136キロS、140キロSw、128キロB、インハイ140キロ)
森:初球セカンドゴロ(真ん中内より143キロ)
二者残塁、五回終了

大竹粘っています。この試合一番のピンチを何とか乗り切りました。このまま無失点で七回を投げきれば一軍昇格が見えてくると思います。

ところで、三軍の試合を続けて見た後に二軍の試合を見ると、二軍のレベルの高さに気付かされます。特に違うのは守備力ですね。


















































六回表、投手山口
重信:フルカウントからショート内野安打(137キロB、114キロB、141キロF、145キロF、136キロB、138キロF、外角139キロ、重信の足が勝る)
藤村の打席で重信が二盗
無死二塁
藤村:フルカウントからセンターフライ(141キロS、137キロS、135キロB、113キロB、138キロB、真ん中143キロ)
山本の打席で暴投
一死三塁
山本:フルカウントから投ゴロ(112キロB、143キロS、114キロB、114キロB、116キロS、外角109キロ)
岡本:ストレートの四球(141キロB、142キロB、145キロB、インハイ142キロ)
二死一三塁
中井:カウント3-1から四球(110キロB、140キロB、140キロS、139キロB、高め140キロ)
二死満塁
北:フルカウントからライトフライ(141キロB、142キロSw、141キロB、142キロF、115キロB、139キロF、136キロF、真ん中低め138キロ)
三者残塁、六回表終了

重信は内野安打から二盗と自分の特長を生かしたプレーで猛アピールです。これを見ると上で使って欲しく思えてきます。

六回裏
坂田:カウント1-2からセカンドゴロ(106キロB、124キロS、123キロF、真ん中内より128キロ)
星:初球センター前ヒット(真ん中128キロ)→代走田代
金子の打席で大竹がファースト牽制悪送球
一死三塁
金子一:カウント1-0からサードゴロ(135キロB、内角139キロ)
水口:フルカウントからファーストゴロ(139キロB、125キロS、141キロB、126キロS、145キロB、内角127キロ)
田代残塁、六回終了

大竹は自らが招いたピンチを粘りの投球でくぐり抜けています。要所要所で良い球が決まります。右バッターのシュートも威力があります。

七回表、投手南川
和田恋:カウント1-0からライトフライ(122キロB、高め133キロ)
鬼屋敷:カウント0-2からレフトオーバー先制本塁打!(134キロS、136キロSw、低め121キロ)、1対0
橋本:カウント3-1からライトオーバー本塁打!(124キロB、129キロS、121キロB、123キロB、真ん中135キロ)、2対0
重信:カウント3-1からレフトフライ(139キロB、135キロS、133キロB、128キロB、外角135キロ)
藤村:カウント1-2からレフトフライ(F、134キロF、135キロB、139キロF、外角122キロ)
七回終了

鬼屋敷と橋本の連続本塁打です!鬼屋敷の本塁打は風にも乗ったギリギリの本塁打でしたが、橋本の当たりは逆風をもろとめしない打った瞬間それと分かるもので上段の当たりでした。


















































七回裏、投手矢貫
斉藤:初球セカンドゴロ(真ん中143キロ)
駒月:カウント1-2からレフトフライ(143キロS、142キロS、140キロB、真ん中低め128キロ)
呉:カウント2-2から空振り三振(145キロS、147キロB、148キロSw、148キロF、145キロF、137キロB、142キロF、アウトロー134キロ)
三者凡退、七回終了

今日の矢貫は球威があり、低めの変化球も良く決まっていました。

八回表、投手大石
山本:カウント1-2から空振り三振(139キロF、142キロB、123キロS、外角146キロ)
岡本:空振り三球三振(142キロF、142キロF、高め143キロ)
中井:カウン3-1から四球(143キロB、140キロF、124キロB、125キロB、外角139キロ)
北:フルカウントから四球(141キロS、138キロF、145キロB、142キロB、140キロB、外角137キロ)
二死一二塁
和田恋:初球センター前タイムリーヒット(真ん中141キロ)、3対0
二死一二塁
鬼屋敷:カウント2-1から右中間タイムリー三塁打!(137キロB、96キロS、124キロB、真ん中外より139キロ)、5対0
橋本:カウント3-1から四球(140キロF、127キロB、126キロB、129キロB、高め136キロ)
二死一三塁
重信:カウント1-1から左中間タイムリー二塁打!(137キロSw、140キロB、外角139キロ)、7対0
重信残塁、八回表終了

猛打爆発です!

八回裏、投手西村
山川:カウント3-1からショートゴロ(139キロB、127キロB、138キロB、138キロS、外角139キロ)
森:カウント0-1からセンター前ヒット(138キロS、真ん中140キロ)
坂田:カウント1-1からレフトフライ(128キロB、140キロS、アウトロー129キロ)
代打中田:カウント0-2からファーストゴロ(138キロF、128キロS、外角128キロ)
森残塁、八回終了

西村は球威こそ物足りなかったものの、コントロールはまずまず安定していました。

九回表、投手岡本、捕手中田
山本:初球セカンドフライ(外角122キロ)
岡本:カウント0-1からレフト前ヒット(145キロF、真ん中143キロ)
中井:カウント3-1から四球(B、140キロF、142キロB、136キロB、外角123キロ)
二死一二塁
北:初球セカンドゴロ併殺打(真ん中145キロ)
九回表終了

岡本にようやくヒットが出ました。やや課題とされていたストレートをしっかりとジャストミートしたことに意味があると思います。火の出るような当たりでした。

九回裏、投手田中太
代打大瀧:初球センターフライ(真ん中148キロ)
藤澤:カウント3-1からサードゴロ(132キロB、147キロB、148キロB、148キロS、外角147キロ、岡本逆シングルで上手くさばく)
斉藤:カウント1-0からショートライナー(148キロB、外角147キロ)
三者凡退、試合終了、7対0で巨人の勝利!
勝ち投手大竹、負け投手南川

最後は太一が力強い投球で締め試合終了です。


















































緊迫した展開から一転ワンサイドになりましたが、強打の西武に打ち勝ったという点で意味のある試合だったと思います。

この試合のMVPを選ぶとしたら各投手を見事にリードし、打っては長打二本の鬼屋敷でしょう。なんだかすでに見切りを付けられたように思っている人が多いように思いますが、しっかりと成長しています!打者としての鬼屋敷は外国人のような不思議な感覚を受けるバッターです。他のバッターが苦しんでいる時に、自分は無関係とばかりに1人タイミングが合っていたり、良い意味で空気を読まないのです。この日は打ちあぐねていた西武投手陣からいきなりムードを一変させる本塁打を放ちました。これはアウトローの決して相手投手の失投ではなかったと思います。もう少し出番を与えられ、一軍への意識を向かせたら、ますます成長するだろうにと思ってしまいます。

動画は5本作りました。やはり注目していただきたいのは鬼屋敷と橋本の本塁打ですね。

和田恋 マルチヒット!2016-05-14 ←New
橋本到 本塁打を含むマルチヒット!2016-05-14 ←New
重信慎之介 マルチヒット!2016-05-14 ←New
鬼屋敷正人 本塁打&タイムリー三塁打!2016-05-14 ←New
岡本和真 レフト前ヒット!2016-05-14 ←New

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。