岡本1人いなくなるだけで一気に観戦する意欲がなくなってしまう現在のイースタン巨人

  • 舎人
    2016年07月30日 03:51 visibility1018
水曜日のイースタンの試合は岡本が三回の死球でいなくなってからは、興味のほとんどが失われてしまったような感じでした。これは岡本に匹敵する楽しみな選手が他にいないということが主な原因です。重信や増田はレギュラーになったとしても主軸を打つタイプではありませんし、立岡や吉川なんかは二軍の選手として見られないほど一軍の手垢がついてしまっている。比較的スケールを感じる和田や坂口はまだまだ一軍に殴り込みをかけるレベルには達していないし、脇谷や堂上、北といったあたりは論外です。全く岡本は唯一無二の存在という現状なのですが、こんなチーム構成にしてしまった編成を今更ながら残念に思ってしまいます。

それにしても脇谷や堂上、北たち中堅から上の選手がスタメンで出ていることには違和感以上のものを感じてしまいます。どうも選手の起用方法に何の思想も感じられず、ただ力のある順に選手を試合に出している感じ。彼らは守備や走塁のコマとして使える一芸があるとか、若さによる可能性があるとか、付加価値のある選手ではありません。打つことでしか評価されない存在と言っていい。それが現在貧打に喘ぐ一軍に呼ばれもしないということは、不要の存在だということです。少なくとも後回しにすべき存在。茶柱さんは全員三軍に落とした方がいいと言っていましたが、その通り、極端に言えば三軍の試合を成立させるためだけの存在にしたっていいのです。それが現実的ではないとしたら、三人で1枠を交代させながら調整させる程度の起用で良いと思う。

 もっとも、彼らだって巨人の編成の犠牲者なのです。以前も話しましたが、臆病な巨人の編成によって、彼らは不測の事態の保険(もしくは保険の保険)として連れて来られたのです。しかし、それ相応の力はあるし、本人たちは保険だなんて微塵も思って入団して来ていない。すると当初の彼らの優先順位は低かったはずなのに、ぞんざいに扱うことができないことで、いつの間にか優先的に起用せざるを得なくなった。我々はその歪みを見ているということなのだと思います。何度も言いますが過度の保険のような補強はチームを腐らせます。編成担当のフロントには、いい加減、そのことに気が付いて欲しい。

(ジャイアンツ公式HPより2016.07.27)
 なお、死球を右脚ふくらはぎに受けた岡本選手は、その後もプレーを続けましたが、痛みがあったため、大事をとって、五回表の守備から退きました。

巨人・岡本 長期離脱か 27日右ふくらはぎ死球で別メニュー
 2軍で15本塁打を放っている巨人・岡本が、長期離脱する可能性が高まった。27日のイースタン・リーグ、楽天戦(ジャイアンツ球場)の3回に右ふくらはぎに死球を受けて途中交代し、この日の同戦(同)を欠場。
 患部にテーピングをして球場入りし、全体練習にも不参加だった。肉離れにつながる箇所でもあり、当面は別メニューで調整していくもようだ。[スポニチ 2016年7月29日 10:27 ]

ところで、死球を受けて当面別メニューとなった岡本ですが、重症だとか、今シーズンの復帰は厳しいのではなんて危惧する声を聞きます。しかし、私にはどうしてもそんな重傷だとは思えません。現地ではそのまま試合に出続けても大丈夫ではなかったかと思いましたし、当面別メニューなんていうと、なんだか大袈裟というか、過保護に思えてしまいます。観戦していた時はスパイクに当たったように見えましたが、公式HPによると実際は右ふくらはぎに死球を受けたとのこと。しかし、 撮影した動画で確かめてみましたが、何度見返してもふくらはぎと言うより右足のスパイクの甲の部分、またはすねに当たっているように見える。右脚ふくらはぎの死球というのは球団スタッフの目測の話で、肉離れ云々という部分もその公式HPの話を読んだスポニチの記者の憶測のような気がする。球速も125キロで変化球の抜け球が当たったものだし、実際はただの打撲ではないか?動画を作ったので大ファールとともにご確認ください。これを見る限り数試合休んだら試合に出てくると思うんだけどなぁ。いずれにしてもケガに弱い選手にはなって欲しくない。

岡本和真 大ファールと離脱の原因になった死球 2016-07-28  ←New

さて、明日の試合は岡本は出ないかもしれないし、混んでそうだし、どうしようかな。なんだかワクワクしない!

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