Let’s Go 湘南シーレックス 戦いの海原を駆けて・・
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舎人
2010年09月04日 04:10 visibility2203
既報なのですが、今年度をもって、
湘南シーレックスというチームは存在しなくなります。
明日からのイースタン巨人と湘南との2連戦は、
湘南の本拠地で開催される巨人戦としては今年最後の試合。
つまり、横須賀でシーレックスと戦うことは
これで最後ってことです。
湘南シーレックスというチームは地域密着を目指し、
2000年に作られた横浜ベイスターズのファーム組織です。
独立採算制を目指し、本当に一生懸命頑張っていました。
理念の高さとファンサービスから言ったら、
まさに日本一の球団だったと思います。
先月15日に行った時は、松本選手(背番号6)と
梶谷選手(背番号63)のサイン会が開かれていました。
1試合の観客動員も立派なもので、
ジャイアンツ球場の今年8月18日の試合が611名だったのに対し、
横須賀スタジアムの8月15日の試合は2542名でした。
しかし、それでも採算は取れず、苦渋の選択の末、
今回の「湘南シーレックス」の名称を廃止となったようです。
私は巨人ファンですが、もしもまっさらな状態で、
横須賀や平塚の球場に足を踏み入れていたら
おそらくシーレックスファンになっていたことでしょう。
球場を盛り上げるケチャップ氏のアナウンスや
子どもたちのサインに快く応じるレック、
いつも試合が終わるとスタジアム出口で球場に駆けつけた観客に、
一人一人握手をして見送っていました。
ここはファンと球団と選手が一体となって野球を楽しむ、
理想的なボールパークを創造していたと思います。
その湘南の姿勢がどれだけ他球団に影響を及ぼしたものか?
湘南に比べれば共産世界のファンサービスに思えた
我がイースタン巨人のそれも少しずつ明るく改善してきています。
私のようなファンでもないものが、
「惜しい」だの「何で」などと気安く言えません。
おそらく横浜や湘南の関係者は、
それこそ涙を飲んで今回の結論になったのでしょうし、
ファンも万感の思いで湘南の残りの試合を見守っていることでしょう。
わたしとしては一言、「ありがとうございました」とだけ添えたいと思います。
ただ心配なのは球団マスコットがどうなるのか?
レックはいなくならないで欲しいなぁ・・
残る可能性のあるマスコットとは逆に、
球団のイメージソングは間違いなく使われなくなるでしょう。
公募で選ばれたこの「若き王者たち」という曲は、
湘南の本拠地に来たことをいつも実感させてくれました。
明るく快活で、ファーム球団に相応しい曲でした。
Let’s Go 湘南シーレックス
戦いの海原(うみ)を駆けて
Let’s Go 湘南シーレックス
栄光を掴め 若き王者たち
湘南に生まれた新しい星は
青い空をこぎだした 力あわせ
たとえどんなに航海は険しくても
くじけはしない
白球に込めた誓いを胸に・・
もうこの曲が球場で聞けなくなるということは本当に寂しい限りです。
動画は8月15日の試合終了時のものをアップしてみました。
今まで幾つかこの曲の動画はアップされているようですが、
フルのものは他に無いのではないかと思います。
湘南シーレックス テーマソング「若き王者たち」
http://www.youtube.com/watch?v=s_iG6OEIH9k
これで最後、そんな思いを胸に、
明日は横須賀のボールパークに行ってきたいと思います。
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