イースタンの開幕戦と最終戦でどちらも勝利した笠原 9月25日の試合のレポ
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舎人
2010年09月27日 01:01 visibility210
試合経過
http://baseballsns.jp/member/27256/match/8801/
イースタンの最終戦は1点を争う非常に緊迫した試合でした。
結果は2対1、先発の笠原が最少失点に抑え、長野の二度のタイムリーを、
星野・ロメロのリリーフ陣が守り切り、なんとかで辛勝しました。
先発は笠原、今年イースタンの開幕戦に抜擢されると、
シーズンを通してしっかりとローテーションを守ってきました。
しかし、8月10日に6勝目を挙げて以来、現在3連敗中、しかも9月に入って絶不調!
5日は五回途中で6失点ノックアウト、続く18日は三回途中9失点でノックアウトです。
あまりに調子が悪いのでどこか故障をしているのではないかと噂が流れたほどです。
笠原はストレートこそ140キロ中盤が最速で、特別速球派と言う訳ではありませんが
非常に球持ちが良く、表示よりもはるかに打者が速く感じるようです。
今まで147キロを投げているのを見たことがありますが、
この日の最速は143キロ、平均で140〜141キロといった感じでした。
やはり球速表示上、特別速いという訳ではありませんが、
威力のあるストレートを軸に、七回途中まで1失点の好投!
特に初回のアウトを全て三振で奪うなど、7つの三振を奪っていました。
しかし、どうもボール先行の投球で、無駄に球数が多く、
カウントを打者有利で投球するシーンが目立ちました。
1失点ながら三者凡退は一度きり、それ以外は必ず出塁を許していましたが、
粘りの投球で失点をなかなか許しません。
ランナーを許してからの方が制球が安定するといった感じです。
しかも、ここぞという場面では変化球でも簡単にストライクが取れ、
タイトな場面を何度も切り抜けていました。
この日の勝利で深田と並んでチームトップの7勝目、自信の連敗も3で止めました。
今年のイースタンの開幕は笠原が先発で勝利!最終戦も笠原が先発で勝利!
抜擢した岡崎監督の期待に応えました。
来年の一軍定着に向けてシーズンを上手く締めくくった訳ですが、
さらなるステップアップのために、この秋が本当に大事になってきます。
角度のある球筋は何よりも武器ですが、
もう少し低めに球が集まるように制球を磨いて欲しいと思います。
笠原将生奪三振 2010年9月25日
http://www.youtube.com/watch?v=J3Kc1YGDzmQ
打線は湘南の8安打よりも少ない5安打で、相手投手陣に押さえ込まれた感じでした。
橋本は2打席凡退で交代、中井は六回に代打で出てきて三振に終わっていました。
大田はスタメン出場で4打席立ち、初回に変化球に崩されながらも
しぶとくライト前にヒットを放っていました。
これもあまり内容のある打撃ではありませんでしたが、
他の打席も打ち損じが多く、まだまだといった感じです。
結局、シーズンが閉幕しても好調時の打撃は戻りませんでした。
フェニックスリーグや秋季キャンプで、基本から打撃を見直さないといけません。
もう一度春季キャンプの時点まで戻ってみた方がいいと思います。
大田泰示 2010年9月25日
http://www.youtube.com/watch?v=39oF3GbjCuw
そういった高卒の打者たちがなかなか思うような活躍をしてくれない中、
ファームで調整中の長野は、この日もレベルの違う打撃を見せていました。
右方向に打ち返すライナーは凄いの一言!
まるで左のプルヒッターのような打球です。
ファームに落とされて最初の10打席ノーヒットだったのですが、
19日の第三打席にファーム降格後初ヒットが出ると、
そこからは17打数8安打3本塁打7打点の活躍です。
すっかり調子が戻ったと思って間違いないでしょう。
これほどのレベルの打者を使わないのは敗退行為と同じです。
抹消されて今日でちょうど10日、再登録できます。
28日の阪神戦から再び一軍で活躍する予感がします!
ファーム最終戦の長野 マルチタイムリー二塁打!2010年9月25日
http://www.youtube.com/watch?v=X44zhqtDK_w
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レックのチキンダンス
2010年9月8日 -
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2010年5月5日(水) イースタンリーグ 巨人対湘南(in横須賀スタジアム)
2010年5月5日
- 事務局に通報しました。
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