ロッテ日本一 ナゴヤドームでも優ったチームの勢い!

  • 舎人
    2010年11月08日 05:01 visibility738


ロッテが中日を破り日本シリーズを制しました。


おめでとうございます!


 


前評判では中日の戦力の方が上だというものでしたが、 


ソフトバンクを破ったクライマックスシリーズの勢いそのままに、 


今シリーズを通してロッテが勢いを持っていた気がします。 


その勢いそのままに中日を圧倒したロッテの戦いでした。


 


日本一になったロッテの戦いで注目すべきはナゴヤドームでの戦い方です。 


セ・リーグではヤクルト以外のチームがどうにもなかなかった鬼門の地で、 


どうしてロッテは勝つことができたのか? 


 


私なりになぜ中日がナゴヤドームで強いのか考えてみたのですが、


色々としがない噂はあるものの、突き詰めれば、


この球場が圧倒的に投手有利の球場であるということです。


球場自体が大きいだけでなく、マウンドも通常よりも高く固くできています。


これは特に本格派や上手投げの投手に有利になるでしょう。


この圧倒的投手有利の状態から勝つための方策を考えたのが、


落合さんのナゴヤドームの戦いなのだと思います。


これに加えて、元々落合監督が持っている何をしてくるか分からないという


他球団の警戒感がいつの間にかに苦手意識になってしまい、


精神的に追い込まれた状態で戦っていたのが巨人であり阪神だったと思います。


“投手力が同等ならば苦手意識も生まれず、互角の勝負ができる”


それをヤクルトのナゴヤドームでの戦いは示しています。




しかし、ロッテは投手力において中日に劣っていたと思う。


特に先発陣はナゴヤドームにおいては成瀬以外頼りにならなかったと思う。


もしも、中日とロッテが同じリーグで戦ったとしたら、


おそらくナゴヤドームの対戦成績は中日が圧倒していた気がします。


交流戦でもナゴヤドームでは中日の2戦全勝でした。


 


野球というスポーツは流れや勢いというものが非常に勝敗に絡むものです。


したがって、勝つために監督の役割というものが存在するとすれば、


どうすればこの流れや勢いをモノにすることができるかが、 


監督の役割であり、采配の妙味というものなのだと思います。 


もちろん、戦力が豊かであればあるほど、


試合を優位に運べることは言うまでもありません。


しかし、勝敗は決して戦力だけではないということです。


特にこのような短期決戦では戦力よりも流れや勢いの方が上なのでしょう。


それをものにできたからこそ、ロッテは日本一になれたのだと思います。













































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