動画で振り返る2009年のファーム(6)・藤村の神速に震えた夜（8月12日）・2009年藤村の活躍

今日は藤村について・・

今年の藤村は非常にいいスタートを切ったものの、

昨年に続きどうもケガがちで、

なかなか思い通りにいかなかったシーズンだったと思います。

しかし、試合に出場すれば、非常に良いプレーをし、

走攻守に抜きん出た活躍を見せました。

状況判断に優れた走塁に関しては何度も報告している通り、

ドラフト1位に恥じない一級品なのですが、

打撃の方でも今年は実に良い場面で殊勲打を何度も放っていました。

ルーキー時の時のような走り打ちが減り、

しっかりと振り抜いたヒットが数多く出るようになっています。

昨年は引っ張って右へのヒットが全ヒット19本中わずか3本のみ。 

それが今年は42本のヒットのうち9本が引っ張ってのものです。 

確かに、まだまだ走り打ちが目立ちますが、

内角のストレートにも徐々に対応出来るようになり、

少しずつプルヒッティングも見せるようになっています。

8月12日の藤村の活躍は何度も紹介していますが、

震えがくるほど凄いものでした。

鈴木も松本も工藤も俊足ですが、藤村はもう1段速い！

低い体勢から弾丸のように加速する姿はまるで陸上選手のようです。

外野手の一瞬の隙を突いての三塁打も凄いのですが、

橋本のサード後方の小フライで果敢に本塁へ突入する姿には驚愕しました！

このシーンは今年私が見た2軍の試合の中で、

最も印象に残ったシーンと言っても過言ではありません。

これだけのスピードがあると、かつての緒方や鈴木がそうでしたが、

少しのアクシデントでも大きな故障につながってしまうのかもしれません。

来年は身体、特にヒザから下のケアを十分にして、

ぜひとも一軍定着を狙って欲しいと思います。

動画は今年一年の藤村の活躍をまとめてみました。

2009年 藤村大介の活躍！

http://www.youtube.com/watch?v=yI9PF3FCMpg