今年期待の若手選手たち(4)橋本到
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舎人
2011年01月31日 04:58 visibility3749
このシリーズも4回目、今日は橋本についてです。たった今編集した動画をYouTubeにアップして確認をしてみたのですが、本当に何度見返しても素晴らしい!昨年の橋本には本当にワクワクさせてもらいました。打者のことを評価するのに5ツールという言葉がよく使われます。走力、守備力、肩、打撃力、長打力のことを指しますが、この全てに秀でた選手こそが最も評価されます。巨人でいえば亀井、長野などの名前が浮かびますが、私はこの橋本も実は5ツールプレーヤーではないかと思っています。特に肩、守備の力はチームでもトップクラスです。肩の強さは亀井と同等、センターでの守備範囲は松本と同等です。
打撃の方は夏場故障によって離脱があったため、一昨年よりも打席数は減っていますが、打率・打点・本塁打のいずれも数字を伸ばしています。注目すべきは長打力です。昨年はコンパクトにスイングしているのもかかわらず、意外なほど打球が飛ぶようになりました。もともと打撃はシュアなものでしたが、これに長打力が加わった感じです。これはスイングのスピードが増したことによるのでしょう。差し込まれ気味に思えても球の勢いに負けず鋭く振り抜いています。なにしろ昨年は8月以降だけで7本塁打!これは大田の8月以降4本塁打の上を行くものでした。また、橋本は11月にオーストラリアのメルボルンで行われたABLに参加して90打数24安打で打率こそ.267だったそうですが左方向に2本塁打を放ったそうです。
橋本年度別成績(一軍公式戦)
2010年
2試合 1打数0安打 0打点 0本塁打 0盗塁 0盗塁刺 0四球 1三振 打率.000
橋本年度別成績(イースタンリーグ)
2009年
106試合 403打数096安打 28打点 3本塁打 7盗塁 7盗塁刺 39四球 80三振 打率.238
2010年
088試合 366打数107安打 49打点 9本塁打 5盗塁 2盗塁刺 21四球 59三振 打率.292
このように成長した橋本は4月の末、ついにケガで登録抹消となった松本に代わって一軍に抜擢されることになります。しかし、一軍では守備固めなどで2試合ほど出場しましたが、ほとんど使われないまますぐにファームに落とされます。そして、昨シーズンは夏場誰よりも絶好調の時期があったにもかかわらず一軍では出場の機会がないままにシーズンが終わってしまいました。夏場一軍ではなかなか2番バッターが固定できずもたついていたにもかかわらず、なぜ橋本の昇格はなかったのか?私は当時の日記で毎回のように「橋本を上げろ!」「橋本を上げろ!」と書いていた覚えがあります。橋本を調子の上がらない松本や高橋に代えて抜擢すれば優勝できたのではないかと思っていました。その頃に岡崎監督のコラムでは次のようなことが語られていました。
第5回 外野手は打てなきゃダメ(8/10)
巨人の岡崎郁2軍監督(49)がファームの現状を語る連載「Gっくり語る」の第5弾は、外野手がテーマ。12球団屈指の層を誇る1軍の外野陣にどうやって割って入るか。1軍の中堅手の定位置には松本が座るが、指揮官が「松本と似たようなタイプ」と評する、同い年の隠善=写真左=、高卒2年目の橋本=写真右=を例に挙げて説明した。
岡崎2軍監督が第一に強調するのは、野球が「点取りゲーム」というところ。守備でのフォーメーションにも重点が置かれる内野手と違い、外野手は攻撃面でいかに貢献できるかがカギを握っている。
「10対9でも勝ちだし、0対1でも負け。1軍から2軍に落ちてくる選手だって、『守備の調子が悪いんで』という選手なんていません。1軍だって、僕らに対して『守備のいいのは誰だ?』なんて聞いてきませんよ。最終的には、バッティングのいい選手がレギュラーになるし、特に外野手は打たなきゃだめです。守備だけうまい外野手なんかいないですよ」
守備に安定感があろうが、打撃に弱点があれば生き残ることはできない。打力が重視される背景には、1軍と2軍の選手の見方の違いがあるという。
「2軍は加点法。良いところを伸ばしていこう、となる。1軍は減点法です。席が決まっているから、ミスしたら、力がなかったら、落とされる。1軍に定着するためには、良いところだけじゃなく、悪いところも消していかなければならない。良いところは伸ばして、悪いところは削っていかないと、定着はできないと思います」
現在、中堅手のレギュラーは松本。同じポジションの隠善や橋本が、総合力で上回る相手から定位置を奪取するためには、絶対的な“武器”を磨いておく必要がある。
「隠善は、足も守備もバッティングも、すべて松本に負けている。だから、松本の打率が3割だったら、隠善は4割打つしかないんです。橋本だってそう。どんどん信頼感が上がっている選手を追い抜こうと思ったら、そういうふうにやっていかないと。トータルで超えるのが一番だけど、超えられないのなら、何か一つで勝負するしかない」
最も重要なことは、少ないチャンスを確実にものにすることだ。
「1軍で代打で出て、結果を残し続ければ、1回スタメンで使ってみようかということになる。一時期の驚異的な数字が絶対に必要になるんです。ちょこちょこと打ったり、打たなかったりの選手はレギュラーになれないんですよ。これでもか、というくらいに結果を残す。そういう爆発的な時期を経て、レギュラーになっていくんです」
要するに外野手である橋本が松本や高橋に代わって一軍で抜擢されるためには、他を圧倒するパフォーマンスを示し、アピールしなくてはいけないということなのでしょう。巨人の外野は12球団1の層の厚さと言われていますが、この中で2年目の実績のない選手が抜擢されるためにはそれこそイースタンで4割を打つ位のアピールがないとだめということなのだと思います。
しかし、私が思うに昨年の橋本はそのアピールをそれなりにしていたと思います。それがなぜ一軍に呼ばれなかったかを今になって振り返ってみると、どうも一軍に抜擢したくてもできなかった事情があった気がします。橋本は6月の末に脇腹を痛め1か月以上試合に出ることができませんでした。そして、故障の場所が場所だけにチームに復帰してからもかなりデリケートになっており、おそらくそれを理由に時折、欠場したり途中交代をしているのです。脇腹痛は腹横筋、腹斜筋、広背筋などの筋損傷や断裂が原因とされていますが、非常に再発しやすくクセになると非常に厄介です。二岡などもこれが原因でよく離脱をしていた覚えがあります。橋本は6月26日の楽天戦でスタメンに名前を連ねたものの実際に打席には立たず隠善に代わっているのですが、どうやら試合前の打撃練習の時か何かで痛めてしまったのでしょう。原因は打撃フォームによるものだったり、死球やダイビングの際の衝撃など様々なことがあるようですが、橋本の場合はスイングスピードのアップによって強化された筋肉と他の筋肉とのバランスが悪くなってしまったことにあるのではないかと推測しています。その脇腹痛がなかったら橋本は8月の末頃、一軍に抜擢されていたのではないか?そんなことも考えられます。
橋本2010年試合結果
春期教育リーグ
3月04日 楽天戦 3打数1安打1打点0本塁打 2三振2四死球 打率.333
3月05日 湘南戦 2打数1安打0打点0本塁打 0三振2四死球 打率.400
3月06日 千葉戦 3打数0安打0打点0本塁打 0三振1四死球 打率.250
3月09日 西武戦 4打数1安打1打点0本塁打 0三振0四死球 打率.250
3月13日 ハム戦 4打数0安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.188
3月14日 湘南戦 1打数0安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.176
3月17日 ハム戦 4打数0安打0打点0本塁打 3三振0四死球 打率.143
3月18日 千葉戦 5打数1安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.154
イースタン公式戦
3月20日 西武戦 4打数1安打1打点0本塁打 0三振1四死球 打率.250
3月21日 西武戦 5打数3安打3打点0本塁打 0三振0四死球 打率.444
3月22日 西武戦 5打数1安打1打点0本塁打 2三振0四死球 打率.357
3月30日 ハム戦 3打数0安打0打点0本塁打 0三振1四死球 打率.294
3月31日 ハム戦 5打数0安打0打点0本塁打 2三振0四死球 打率.227
4月01日 ハム戦 4打数1安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.231
4月03日 楽天戦 3打数1安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.241
4月04日 楽天戦 4打数1安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.242
4月06日 ヤク戦 4打数0安打0打点0本塁打 0三振1四死球 打率.216
4月07日 ヤク戦 4打数0安打0打点0本塁打 3三振0四死球 打率.195
4月08日 ヤク戦 3打数1安打3打点0本塁打 0三振0四死球 打率.205
4月13日 千葉戦 4打数1安打0打点0本塁打 1三振1四死球 打率.208
4月14日 千葉戦 4打数2安打1打点0本塁打 0三振0四死球 打率.231
4月17日 阪神戦 6打数1安打1打点0本塁打 0三振0四死球 打率.224
4月18日 阪神戦 4打数2安打0打点0本塁打 0三振1四死球 打率.242
4月20日 ハム戦 4打数0安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.227
4月21日 ハム戦 5打数2安打1打点0本塁打 0三振0四死球 打率.239
4月24日 千葉戦 4打数0安打0打点0本塁打 2三振0四死球 打率.227
4月25日 千葉戦 3打数0安打0打点0本塁打 2三振0四死球 打率.218
一軍昇格(4月27日)故障の松本に代わる。
一軍公式戦
4月27日 中日戦 出場機会無し
ラミレスに変わりレフトの守備固めに入るも打席機会なし
4月28日 中日戦 1打数0安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.000
2対8とビハインドの七回裏からセンターに入る。打席は九回表に平井の前に空振り三振も振り逃げ出塁
二軍降格(4月29日)
イースタン公式戦
4月30日 楽天戦 5打数3安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.241
5月01日 楽天戦 4打数0安打0打点0本塁打 0三振1四死球 打率.230
5月02日 楽天戦 3打数2安打0打点0本塁打 0三振1四死球 打率.244
5月03日 湘南戦 6打数4安打3打点1本塁打 0三振0四死球 打率.271 累計本塁打1
5月04日 湘南戦 5打数3安打1打点0本塁打 0三振0四死球 打率.287 累計本塁打1
5月05日 湘南戦 3打数0安打1打点0本塁打 0三振1四死球 打率.279 累計本塁打1
5月07日 ヤク戦 5打数1安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.275 累計本塁打1
5月08日 ヤク戦 4打数1安打0打点0本塁打 0三振1四死球 打率.274 累計本塁打1
5月09日 ヤク戦 7打数6安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.308 累計本塁打1
5月12日 ハム戦 4打数0安打0打点0本塁打 2三振0四死球 打率.298 累計本塁打1
5月13日 ハム戦 5打数1安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.295 累計本塁打1
5月15日 西武戦 4打数2安打2打点1本塁打 1三振0四死球 打率.301 累計本塁打2
5月16日 西武戦 4打数2安打2打点0本塁打 0三振0四死球 打率.307 累計本塁打2
5月18日 湘南戦 4打数1安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.305 累計本塁打2
5月19日 湘南戦 4打数0安打0打点0本塁打 2三振0四死球 打率.297 累計本塁打2
5月25日 楽天戦 4打数2安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.302 累計本塁打2
5月27日 楽天戦 4打数0安打0打点0本塁打 1三振1四死球 打率.294 累計本塁打2
5月28日 千葉戦 4打数0安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.287 累計本塁打2
5月29日 千葉戦 5打数2安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.290 累計本塁打2
5月30日 千葉戦 5打数4安打2打点0本塁打 1三振0四死球 打率.305 累計本塁打2
6月05日 ヤク戦 5打数2安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.308 累計本塁打2
6月06日 ヤク戦 5打数1安打1打点0本塁打 0三振0四死球 打率.305 累計本塁打2
6月08日 湘南戦 5打数0安打0打点0本塁打 2三振0四死球 打率.297 累計本塁打2
6月09日 湘南戦 4打数0安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.290 累計本塁打2
6月10日 湘南戦 3打数0安打0打点0本塁打 2三振1四死球 打率.286 累計本塁打2
6月12日 楽天戦 3打数1安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.287 累計本塁打2
6月13日 楽天戦 5打数1安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.284 累計本塁打2
6月15日 ハム戦 4打数1安打0打点0本塁打 0三振1四死球 打率.284 累計本塁打2
6月16日 ハム戦 6打数2安打1打点0本塁打 1三振0四死球 打率.286 累計本塁打2
6月17日 ハム戦 5打数3安打1打点0本塁打 0三振0四死球 打率.293 累計本塁打2
6月18日 千葉戦 5打数2安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.295 累計本塁打2
6月19日 千葉戦 6打数2安打1打点0本塁打 0三振0四死球 打率.296 累計本塁打2
6月20日 千葉戦 4打数2安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.300 累計本塁打2
6月22日 西武戦 4打数1安打0打点0本塁打 2三振0四死球 打率.299 累計本塁打2
6月25日 楽天戦 6打数1安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.295 累計本塁打2
6月26日 楽天戦 0打数0安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.295 累計本塁打2
2番センターでスタメン発表も試合には出場せず
脇腹痛のため戦線離脱
8月06日 ヤク戦 4打数2安打3打点1本塁打 0三振0四死球 打率.299 累計本塁打3
9番センターで39日ぶりに2軍公式戦復帰
8月07日 ヤク戦 4打数2安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.302 累計本塁打3
8月08日 ヤク戦 4打数2安打1打点1本塁打 0三振0四死球 打率.305 累計本塁打4
8月09日 千葉戦 3打数0安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.302 累計本塁打4
8月10日 千葉戦 3打数0安打1打点0本塁打 1三振0四死球 打率.298 累計本塁打4
8月11日 千葉戦 3打数1安打1打点0本塁打 0三振1四死球 打率.298 累計本塁打4
8月14日 湘南戦 3打数2安打0打点0本塁打 0三振1四死球 打率.303 累計本塁打4
8月15日 湘南戦 4打数0安打0打点0本塁打 2三振0四死球 打率.298 累計本塁打4
8月20日 ハム戦 6打数4安打1打点1本塁打 1三振0四死球 打率.306 累計本塁打5
8月21日 楽天戦 5打数2安打3打点1本塁打 1三振0四死球 打率.308 累計本塁打6
8月22日 楽天戦 4打数0安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.304 累計本塁打6
8月23日 楽天戦 4打数1安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.303 累計本塁打6
8月24日 ヤク戦 3打数0安打0打点0本塁打 2三振1四死球 打率.300 累計本塁打6
8月25日 ヤク戦 5打数0安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.295 累計本塁打6
8月26日 ヤク戦 欠場
8月28日 西武戦 1打数0安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.294 累計本塁打6
七回の守りから途中出場
8月29日 西武戦 4打数0安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.290 累計本塁打6
9月01日 千葉戦 5打数0安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.285 累計本塁打6
9月02日 千葉戦 5打数2安打4打点1本塁打 1三振0四死球 打率.287 累計本塁打7
18打席ぶりのヒットがプロ入り初の満塁本塁打!
9月04日 湘南戦 5打数3安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.292 累計本塁打7
9月05日 湘南戦 4打数3安打2打点1本塁打 0三振0四死球 打率.292 累計本塁打8
9月07日 ハム戦 4打数1安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.297 累計本塁打8
9月09日 ハム戦 4打数3安打1打点0本塁打 0三振2四死球 打率.302 累計本塁打8
9月10日 ハム戦 4打数3安打2打点1本塁打 0三振1四死球 打率.308 累計本塁打9
9月13日 ハム戦 2打数0安打0打点0本塁打 0三振1四死球 打率.306 累計本塁打9
9月14日 湘南戦 5打数1安打0打点0本塁打 3三振0四死球 打率.305 累計本塁打9
9月15日 湘南戦 4打数1安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.304 累計本塁打9
9月17日 西武戦 5打数2安打2打点0本塁打 1三振0四死球 打率.305 累計本塁打9
9月18日 西武戦 4打数0安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.302 累計本塁打9
9月19日 西武戦 4打数1安打1打点0本塁打 1三振1四死球 打率.301 累計本塁打9
9月20日 楽天戦 4打数0安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.298 累計本塁打9
七回で途中交代
9月21日 楽天戦 4打数0安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.294 累計本塁打9
9月24日 千葉戦 4打数1安打0打点0本塁打 1三振0四死球 打率.294 累計本塁打9
八回で途中交代
9月25日 千葉戦 2打数0安打0打点0本塁打 0三振0四死球 打率.292 累計本塁打9
四回で途中交代
こうして見てみると大田と同じように橋本も固め打ちが非常に目立ちます。猛打賞11度はもちろんチームトップです。三振はあまりしないバッターですが、打撃と同じように1試合にまとめて三振をしまくる日があります。これは苦手な投手が存在するということもあるでしょうが、日によって体のコンディションが良かったり悪かったりしたことも原因として考えられます。
橋本はどちらかというと初球からどんどん振ってくるタイプです。打者のタイプとしては粘りを信条とする松本とは違うでしょう。長打力もあり、相手の意表を突くセーフティバントも上手く、トップバッターとしてはうってつけですが、もしも1番として使うのならば2番バッターは松本や藤村のような粘って自己犠牲が出来るバッターと組ませた方がいいと思います。2番はやや不向き、セーフティバントは上手くても送りバントはあまり上手くありません。8月21日の試合では送りバントに失敗したために強打に切り替えたらホームランだったなんてのもありました。とは言え、一軍ではどんな使われ方をされるのか分かりません。そのあたり本人も課題として認識しているようなので、しっかりと苦手克服に取組んでいることでしょう。
とにかくキャンプでどこまでアピールできるかが大事です。そこで圧倒的な力を見せて周りを納得させないといけない。明後日から始まるキャンプでは大田がインフルエンザによって一軍メンバーから外され、代わりに工藤が選ばれていましたが、そこで選んでもらえないというところにまだまだアピール不足を感じます。力はあってもドラフト4位入団の選手はベテランやドラフト上位入団の選手の後回しにされます。そのハンデを橋本はぜひとも克服して欲しい。
動画は約17分に及ぶ大作になってしまいました。しかし、ここには橋本の魅力のすべてが詰まっていると言っても過言ではありません。きっと見ていて時間の長さを感じることはないと思います。エンコードやアップロードに丸々2日かかってしまいましたが、それなりにいいものが出来たと思います。ぜひとも自分と同じ感動を共有して欲しいと思います。
橋本到 2010年の活躍!←New
橋本到2009年イースタンでの活躍
次回このシリーズは林イーハウについてです。次回も乞うご期待!
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