起用法

昨日のアジア大会予選イエメン戦は終了間際のゴールで勝利し、本大会出場を決めました。
『得点力不足』を取り上げる記事も目立ちましたが、どちらかと言うと「そんなことより、全然息があってないな〜」というのが個人的な感想でした。

ところで、現状オシムのFW起用は『田中+巻』先発、『我那覇+佐藤』交代というパターンなのですが、どんな裏付けがあるのでしょう?単純な昨シーズンの得点順で行ったら、佐藤(18得点)・巻(12)・田中(8)・我那覇(6)なんですけどね。

そこで主宰の愛読書『Jリーグイヤーブック』をパラパラと調べました。
昨年の4人の公式戦出場試合は、
 佐藤   32試合(途中出場・退場17試合)
 巻     33試合(同13)
 田中   25試合(同17)
 我那覇 26試合(同19)
田中と我那覇は昨シーズン故障があったことを考慮しても、これだけでは何とも言えません。

では途中出場に限ってみると、
 佐藤   7試合
 巻     0試合
 田中   3試合
 我那覇 7試合
となります。これだとハッキリとした傾向が見られますね。

先発でゲームに入ることに慣れている選手と、途中交代からでも力を発揮することのできる選手と、リーグでの戦い振りを把握して起用しているようです。FWに関してオシムは合理的な采配を行なっていると言えるのではないでしょうか。
一応これまでの試合では交代出場のFWが点を取っているので、采配が的中していると言えないことも無いですしね。
まあ、これからこれから。

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