ヒディンクマジックは存在したのか

日本vsオーストラリアは、残念な結果に終わりました。

注目のヒディンクマジックですが、多くの方が観戦記等で触れられているように、極めてオーソドックスな采配でした。当たり前な選手起用だっただけに、全くの無策だったジーコとの差が際立ちました。

 そんな『常識人』ヒディンクですが、今回の豪代表にファウルすれすれの激しいプレーが多いことに関して、開幕前に川淵キャプテンが軽くコメントしたところ、「そういう雰囲気を作ってレフェリーに影響を与えようとするのはアンフェアだ」と過剰反応を見せたそうです(キャプテンは「そんなことを言った覚えは無い」とタジタジ)。

もちろんわざと怒って見せたのでしょうし、このやりとりが試合に影響したとは思いませんが、結果的に主審のフィジカルコンタクトに対する判定のグダグダっぷり(日本の先制点や駒野へのPK見逃し、挙句の果てには試合後に自らの誤審を認める発言をしたと報道される始末)を見せられると妙に納得です。

たかが試合前のコメントでも利用できるものは駆け引きに使い、牽制球の一球も投げられないと勝ち上がれないのかも知れません。

ヒディンクの魔力の源はこんなところにあるのでしょうか。

 

『IBIS作戦会議』 http://pink.ap.teacup.com/ibis/

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。