ホーム開幕戦で

今日は、レッズにとっての「ホーム開幕戦」でした。
前節は、去年のＪチャンピオンのアントラーズが相手で、カウンター２つにやられてしまっていただけに、ホーム開幕戦は気持ちよく勝って欲しい試合でした。

それにしても、今日は雨と強い北風のせいで、とても寒かったです。
しかし、そんな冷たい空気を、阿部選手のゴールが切り裂いてくれました。
開始早々、ポンテ選手のＣＫは、低い弾道でゴール前へ。
それを、阿部選手が見事なボレーで、ゴールネットに突き刺さり先制。
阿部選手にとっても、チームにとっても、そしてレッズサポにとっても、待望の今季初ゴールになりました。

ただ、これで一気にレッズペースになるかと思ったら、ＦＣ東京に攻め込まれ、「寒の戻り」。
そして、同点のオウンゴールを献上。
折角温まった心が、冷えてしまいました。

それにしても、気になったのは、「パスミスが多いかも」と「ボールをもった相手に、簡単にかわされすぎだな」という事ですね。
「なるほど、簡単にカウンターを喰らう訳だ」と思っちゃいました。

でも、ショートパスを繋いでゴール前まで攻め込んでいたのは、「監督が代わって、やり方が変わったかも」と思いました。
パスでゴール前まで攻め込んでいる時は、歓声が上がっていました。
あとは、それがゴールに結びついて、さらに大きな歓声が沸いてくるようになればいいのですが・・・・。
シュートに至らず、ため息に変わってしまうのが、とても残念です。

後半早々に、ポンテ選手のクロスに、エジミウソン選手がスライディングで合わせて、素晴らしい勝ち越しゴールが生まれました。
ところで、今日のエジミウソン選手は、今まで見てきた中で、ずば抜けてよかったです。
とにかく、攻守にわたって奔走していました。
「あそこまで走ってくれるんだぁ」と、驚きの光景でした。

勝ち越しゴールの後は、どうにも歯がゆい状況。

そんな中、レッズユースからの「昇格組」の一人、山田直輝選手が途中交代で出場し、３点目となるポンテ選手ゴールをアシストする活躍。
「原口元気選手だけじゃないんだぞ」という所を、見せてくれました。

何はともあれ、３-１で今シーズン初勝利。
フィンケ監督にとっても、記念すべき「Ｊリーグ、初勝利」。

今日の試合を見る限り、今後のレッズに希望を持てる試合でした。