EZ DO DANCE!

今日は、なでしこリーグの、浦和レッズレディースの観戦です。
今日の対戦相手は、前節まで勝点4差の暫定2位のINAC神戸レオネッサ。
いわば首位攻防戦といえる一戦で、かなり難しい試合になるのだろうかと、予想して観ていました。

しかし、今日はホーム駒場スタジアムだし、圧倒的なサポーターの後押しで、序盤からレッズレディースのペースでした。
前半の15分くらいまでは、たくさんのチャンスを作っていたし、決定的な場面も何度かあったけど、クロスバーに当るなど、なかなかゴールが奪えませんでした。

しかし、こういうときに頼りになるのがエースストライカーですね。
前半20分、安藤梢選手のシュートのこぼれ玉を、レッズレディースのエースストライカー北本綾子選手が、見事に決めて大事な先制点を挙げました。
その7分後にも、右サイドの土橋優貴(つちはし ゆうき)選手のクロスボールを、北本選手が合わせて、今日2点目のゴールを決めました。

さらに、CKのボールを一旦GKにクリアーされるも、そのボールを堂園彩乃選手がヘッドで流し込んで、前半を3−0で折り返しました。

後半は、INACのフィジカルの強さや、ボールへのアプローチの早さに、かなり手こずりました。
なかなか、「試合を決定付ける1点」が取れなくて、逆に一瞬の気の緩み?から、1点を失ってしまい、INACの選手を元気付けてしまいました。

残り10分で、追いかける立場のINACの選手が、2枚目のイエローで退場となってしまい、「万事休す」かと思われましたが、なかなか失ったリズムを取り戻せないまま、ロスタイムまで3−1のままきてしまいました。

そのロスタイム、ようやく駄目押し点となる4点目が決まりました。
そのゴールは、エースの北本選手の右足からでした。
相手がクリアーしたボールをエリアの外で拾った北本選手が、右足を振り抜いたシュートは、きれいに弧を画き、GKの頭を越えてネットを揺らしました。
これで、北本選手は見事ハットトリックを達成しました。
後半は、かなり押されて危ない場面も多かったので、レッズレディースに重い空気が漂っていましたが、ロスタイムに決まったエースのゴールで、気持ちよく締めくくりました。
重たい空気を切り裂く事が出来るのも、エース北本選手のゴールのおかげです。

ちなみに、北本選手の応援の曲が、『EZ DO DANCE』なので、今日の活躍に敬意を表して、タイトルにしました。

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