圧勝で、予選1位突破

勝てば、というより、勝たないと予選突破がないレッズ。
その試合が、今季2度目の「さいたまダービー」になりました。

今日のレッズには、「でん部肉離れ」で代表から離れた、山田直輝選手が先発メンバーで帰ってきました。
一方のアルディージャは、ここのところ広島に大敗するなど、あまりチーム状態が良くないと思っていました。
ところが、ダービーとなると気持ちが違ってくるようで、「本当に、チーム状態が悪いのか?」と思ってしまうほど、開始早々からダービーらしい激しい試合になりました。

ただ、レッズの方が、「若手の選手の成長と勢い」という点で、アルディージャよりも勝っているようですね。
それが自信に繋がっていて、活き活きとした顔でプレーしている所が、今のレッズの「いい所」でしょうか。
ついでに言うと、「その勢いが、判定にも有利になる?」ということなのでしょうか。
前半38分の、山田直輝選手のゴールは、GKをうまくかわして決めた、「落ち着いたゴール」でしたが、大型ビジョンやテレビの中継録画の映像を見ると、「ん?オフサイドっぽいかな?」と思っちゃいましたが、審判が「ゴール」という判定をしているので、間違いないんでしょう。
とにかく、レッズが1−0と先制して前半は終了しました。
この時点では、まさか後半になって大差がつくとは想像していませんでした。

後半5分、アルディージャに起きた悲劇。
ペナルティーエリア内で、高原選手が藤本選手に倒され、PKを獲得。
藤本主税選手、2枚目のイエローで退場となり、力なくピッチを去りました。
ただでさえ、退場で1人少なくなって厳しい状況に追い込まれるのに、チームの柱を失ったアルディージャには、重たい空気が漂っている感じがしました。
レッズの方は、エジミウソン選手がPKを確実に決めて2−0となり、俄然勢いが出てきました。
そして気が付けば、4−0とワンサイドゲームになってしまいました。

ただ、こういう大差がつくと、怖いのが「気の緩み」ですね。
それが起きて欲しくないと思っていましたが、残念ながら起きてしまいました。
代表選手が抜けた影響で、SBを務めている山田暢久選手の緩慢なプレーから、失点してしまいました。
でも、こんな嫌な空気を、原口選手の素晴らしいシュートが切り裂きました。
その後、アルディージャも意地のゴールで5−2としました。
後半に入り、エジミウソン選手のPKで始まった「ゴールショー」の締めくくりは、失点の切っ掛けを作ってしまった、山田暢久選手の、ロスタイムのゴールでした。

終わってみれば、6−2でレッズが圧勝でした。
ただ、「気の緩み」が切っ掛けで生まれた2失点は、マイナスポイントですね。
それさえなければ、「満点」の試合でしたね。

何にしても、「勝って予選突破する」という目標をクリアーしたことは、素直に喜びます。
そして、レッズの若手の選手の成長に、またまた期待が高まった試合でもありました。

名前と顔を一致させないといけない選手がたくさん出てきて、ちょっと大変ですけどね。(うれしい悲鳴)

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