悲願達成まで、あと1勝!
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もりさわ ゆう
2006年11月23日 22:41 visibility49
悲願達成へ、生みの苦しみを味わっている感のする浦和レッズ。
前半は、まさにそんな雰囲気を引きずっているような試合内容でした。
当然?の如く、優勢に試合を支配ながらも、肝心のシュートはネットを揺らす事が出来ない・・・。
34分に、ポンテ選手がペナルティーエリアで倒されて、「よし!1点もらったー!」と全てのレッズサポーターが誰が確信していた矢先でした。
ワシントン選手がゴール右を狙ったPKは、なんと甲府のGKにキャッチされるという「予想外」の結果に。
その3分後に、甲府のFKがあわや決まるかという場面まで飛び出し、徐々に雲行きが怪しくなっていきました。
それでも、41分にはまたまたペナルティーエリア内で、今度は最近キレキレの山田選手が倒され、「今度は、大丈夫だろうなぁ」と言う思いで、ワシントン選手のPKを見守っていました。
が、なんとなんとまたもや止められたー!?
2度とも、同じようなコースを同じような強さで蹴ったボールを、同じように甲府のGKに止められるという信じられない光景。
しかも、退場者(34分・秋本選手)が出て1人少ない甲府に対し、得点を決める事が出来ずに0−0で前半を終了。
今日の天気以上に、スタジアムに暗雲が立ち込めました。
しかし、そんな雰囲気を払拭したのは、ワシントン選手自身でした。
後半開始直後、山田選手のクロスを頭で合わせ見事な先制点!
このゴールで、完全にレッズが試合の主導権を握りました。
その証拠は、キレキレの山田選手のゴールで証明しました。
後半19分、左サイドのペナルティーエリア付近で、甲府のDFを2人もかわしてペナルティーエリアへ。そして、そのまま右足で蹴りこんだシュートがネットを揺らして、2−0と甲府を突き放しました。
さらに、後半23分、コーナーキックのチャンス。
アレックス選手の蹴ったボールは、コースも高さもワシントン選手にとっては、ゴールを決めるのに丁度いいボールでした。
そのボールを頭で叩き込んで、チームの優勝も自身の得点王も力強く手繰り寄せるゴールとなりました。
それにしても、前節の名古屋戦と今日の前半の135分間決め切れていなかったのが、今日の後半の45分間だけで3得点も入るのだから、サッカーとは不思議な競技です。
3−0となって安心したのか、甲府に反撃を許し失点のピンチを迎えるも、必死のディフェンスで守りきり、そのまま終了して勝点3を確実にゲットして勝利に酔い痴れるスタジアム。
そして、3位の川崎が日本平でエスパルスに破れ「終戦」を知り、2位のガンバが崖っぷちの福岡に「予想外」のドローで勝点差が5に広がったのを受けて、歓喜のボルテージは最高潮に!
時節(26日)、味スタでのFC東京戦に勝利し勝点を71まで伸ばすと、「ついに悲願達成!」となります。
ALL COME TOGETHER!
サポーターたちと勝利の喜びを分かち合う選手たち
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- 事務局に通報しました。
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