前節の勝点3が活きた。

前節、首位のガンバに「ホーム無敗記録」の終止符を付けさせて、勝点差を「1」としたレッズ。
今夜の試合は、前節の勝利が意味のあるものにするためにも、絶対に勝点3が欲しい試合でした。

前半7分、国立競技場のスタンドの約6割を占めたレッズのサポーターの期待に、田中達也選手が早速応えてくれました。

ところが、先制点を奪ったことでペースを握る事が出来るのかと思いきや、ヴァンフォーレの方がないようはよかったと思います。
失点には繋がらなかったものの、明らかにヴァンフォーレのパス回しに翻弄されていました。
幾度もヴァンフォーレにチャンスを与えてしまい、「いつ同点にされるのだろう」という不安ばかりが先立ってしまいました。
40分になって、ようやく永井選手がゴール前の混戦の中決め、さらに2分後に鈴木啓太選手が今季初ゴールを決め、3−0で前半を終了する事ができて、競技場を吹き抜ける夜風同様「これで気持ちよく試合が見られる」と思って、後半を迎えました。
ところが、そんな思いを後半早々にかき消されてしまいました。
46分、ヴァンフォーレの石原選手に、レッズのDFの隙を突くミドルでゴールを許してしまいました。
そこからレッズが反撃に転ずるかと思いきや、またまたヴァンフォーレのパス回しに手こずってしまいました。
後半も負けているヴァンフォーレにペースを握られ、ボールを奪う事すらも出来ない状態。
ピンチもたくさん招いてしまい、ヒヤヒヤしながらの応援でした。
ただ今日の試合、ヴァンフォーレに得点力がなくてよかったなぁ、と思いながら見守っていました。
63分、ようやくチャンスを作る事が出来ました。
今日左サイドで先発した平川選手が切り込んでクロスボールを出すと、田中達也選手が押し込んで今日2ゴール目を挙げて、やっと4−1としました。

出来る事なら、もう1・2点取ってもらって、楽勝ムードで涼しい夜風に吹かれたかったです。

そういえば、首位のガンバは最下位独走中の横浜FCにまさかのドローだったそうで、おかげを持ちましてレッズが首位に立ったそうですね。
今日勝利した事で、前節の直接対決で挙げた勝点3が活きましたね。
でも、これからが新たなスタートだと思います。
出来るだけたくさんの勝点を積み重ねて、連覇に向けて突き進んで欲しいです。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。