1位通過って言っても・・・なぁ・・・。
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もりさわ ゆう
2008年06月23日 01:30 visibility42
午後から降り出した雨のせいで、少々梅雨寒ぎみだったけど、試合の内容はそれよりも寒かった気がします。
開始早々に、PKのチャンス。
誰しも「PK職人」の登場を期待していたことでしょう。
当然、、遠藤選手が蹴るんだろうと思っていました。
ところが、ボールのそばに立っているのは、なんと中村俊輔選手でした。
正直「あれ?」って、思いました。
PKって、「テクニックを持っている選手に限って、失敗する」というジンクスが頭をよぎりました。
でも、「まさか、俊輔選手なら・・・」という思いで、見守りました。
しかし、まんまと止められてしまいました。
と、いうより、「どうぞ、止めてください」と言わんばかりの、コースが激甘でしたね。
「これで、流れが変わらなければ、いいけど・・・」という不安を覚えました。
ただ、「開始早々」だったことが幸いしたか、その後も日本のペースでした。
ただ、今日の試合は終始そうだったけど、パスは回せていました。
気持ちいいくらい、パスは回していました。
ただ、折角ゴール前まで運べているのに、肝心のゴールが決まらないのです。
決定力不足・・・、簡単に言ってしまえば、そうなんですけどね。
バーレーンのシュートは、少なかったけど枠の中に蹴りこんでいたので、ヒヤヒヤしました。
日本のシュートは、中には「おしい!」と叫んだシュートもあったけど、枠の外の方が多かったですね。
枠の中にシュートを打てば、それなりに期待も持てるのですが・・・。
でも、そんなちょっと寒い試合、しかも「このまま、0−0かぁ」と思っていたら呆気にとられた結末を迎えました。
ロスタイムもほとんど時間がない所だったでしょうか、ゴール前ではじかれたボールは内田選手の前へ。
そのボールを、内田選手はたぶんヘッドでゴール前の選手へのパスだったのでしょうね。
ちょうど、バーレーンのGKとDFの間にぽとりと落ちて高くバウンドして、そこに突っ込んだのは、途中出場の巻選手。
しかし、無情にもボールは巻選手の頭も、相手GKの伸ばした指先をも越えて、そのままゴールの中へ。
ガッカリ肩を落とすバーレーンの選手たちの傍らで、狐につままれたような顔の内田選手を囲み喜び合う日本の選手たち。
「サッカーって、こんなもんかなぁ」と言ってしまえば、そうなんでしょうけど、なんとも呆気ない、しかし嬉しいゴール、そして勝利。
ゴールが決まった瞬間、90分間待たされたサポータの喜びが爆発しました。
これで、3次予選は1位通過が決定しました。
でも、今日の試合を見てしまうと、「本当に、最終予選は大丈夫なのか」と心配してしまいます。
とにかく、どんな形のゴールでもいい、もっとゴールネットを揺らして楽しませて欲しいです。
- 事務局に通報しました。
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