薄氷を履む思い

今日の試合は、「薄氷を履む(ふむ)思い」というのは、こういう事を言うんだなぁ、と感じました。


とにかく、今日のベレーザは、スピードも、玉際の強さも、フィジカルも、全ての点でレッズレディースよりも「上」だと思いました。


開始直後は、レッズレディースの方が攻め込んでいたけど、スピードで勝るベレーザに、DFを崩され再三ピンチを招いてしまいました。


しかし、GK山郷選手のファインセーブなどで、無失点に抑えていました。


いつベレーザにゴールを奪われるか、ハラハラさせられる中、先制点を奪ったのはレッズレディースでした。


28分、安藤選手と北本選手とのパス交換から、最後は安藤選手が体制を崩しながら、必死にゴールへ流し込んで、レッズレディースが先制点を奪いました。


しかし、相手は「女王」ベレーザ、そうそう簡単には勝たせてくれません。


前半40分に、とうとうベレーザ・永里優季選手にゴールを奪われてしまいました。


再三にわたり、スピードでDFラインを衝かれていたので、「いつかはやられる」という不安はありつつも、何とか耐えていたんですが、とうとう決められてしまいました。


そのまま、1−1で前半を折り返しました。


後半も、ベレーザの攻撃にさらされて、ハラハラさせられっぱなしでした。


そんな厳しい内容でも、今のレッズレディースには、心強いエースがいました。


北本綾子選手が、気持ちがこもったヘディングで、勝ち越しゴールを奪いました。


しかし、まだ残りは10分以上あり、まだまだ予断は許しません。


その後、ベレーザの攻撃を耐えるレッズレディース。


とにかく、残り時間が物凄く長く感じました。


ベレーザのシュートが外れるたびに、安堵の大きなため息がスタジアムを包みました。


そして、チームが必死になって、ベレーザの攻撃に耐えて、そのままタイムアップ。


ベレーザに、勝点差を「9」とする大きな勝利を手に入れました。


最後まで、ハラハラドキドキさせられましたが、とにかく勝点3を獲得できて、本当によかったと思います。


 

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