気温も内容もさむい試合だよ。

方や優勝を目指すチーム、方や消化試合のチーム。

終盤戦ではよくある組合せで、難しい試合だった思います。

雨も降っていたことで寒かったし、ピッチも濡れていてスリッピーな状態。

おまけに、両チームともパスミス連携ミスのオンパレード。

その上あちらこちらで選手がする場面も。ついでに主審も滑るぅ・・・。

こんな内容では、正直な話前半の30分で帰りたくなってしまいました。

それでもスタンドに居続けていたのは、レッズの勝利を信じて、初優勝を目指すレッズを応援するためでした。

それなのに、こんな試合を見せられて、「ガッカリだよー!」と叫びたくなりました。

そんな中、それまでの鬱憤を歓喜に替えるゴールが、浦和レッズに生まれました。

右サイドに走り込んでいたポンテ選手のクロスボールをゴール前に走り込んでいたキャプテン・山田暢久選手が左隅に鮮やかに決めて先制。試合を優位に進めました。

後半に入っても前半と同様、お互いにしっくり行かない寒い試合で、「ガッカリだよー!」と叫びたくなりました。

審判の判定もはっきりとした態度で示してくれず、さらにイライラが募りました。

そんな試合でも、雨に濡れながらチームの勝利を信じて応援している両チームのサポーターは、素晴らしいと思いました。

この日埼玉スタジアムに居たのは、3流のプロのサッカー選手と3流の審判団と、そして1流のサポーターたちでした。

 

試合が終了して、レッズサポーターが上げた歓声は、勝利で上げた歓声よりも、ガンバ大阪と川崎フロンターレの敗戦を伝えるアナウンスが流れたときの歓声の方が、その何十倍も大きかったと感じました。

何はともあれ、「優勝」が近づいてきた勝利である事に、代わりはありませんけどね。

 

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