快勝!なのかなぁ・・・。
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もりさわ ゆう
2006年10月10日 00:26 visibility54
今日は、浦和レッズレディースの試合です。
レッズレディースにとっては、なでしこリーグの『レギュラーリーグ』でのホーム最終戦でした。
ちなみになでしこリーグのディビジョン1(8チーム)は、『レギュラーリーグ』で「ホーム&アウェー」で戦い、上位4チーム・下位4チームに分かれ、それぞれの「プレーオフリーグ」という1回戦総当りのリーグ戦を戦い、「レギュラーリーグの勝点+プレーオフリーグの勝点」の合計の勝点で、最終順位が決まります。(ちょっと複雑)
さて試合のほうに、話を戻します。
キックオフ直後、いきなりレッズレディースがチャンスを迎えました。
右サイドのゴールライン際まで持ち込み、相手GKをかわして折り返すと、ゴール前に詰めていたMF窪田飛鳥(くぼた あすか)選手に渡り、それを押し込んで開始1分で先制しました。
さらに、15分にFW北本綾子(きたもと あやこ)選手が、ペナルティーエリアの左でボールをキープすると、右足でちょこんとループシュート。
きれいな放物線が、ゴール右隅に吸い込まれ惚れ惚れするようなゴールで、早くも2−0とリードを広げ楽勝ムード。
ところが、その直後からまるで別のチームになったような試合展開になってしまいました。
ボールを持っても、すぐに詰められ奪われる。
パスが中途半端で、簡単にカットされ逆襲される。
といった具合に、流れが一気に湯郷ベルに向いてしまいました。
そして35分、左サイドの突破を許し、守護神・山郷のぞみ(やまごう のぞみ)選手が左へ横飛びしたさらにその左を、ボールはグラウンダーですり抜けゴールネットを揺らし1点差になってしまい、勝負の行くへは後半へ。
後半、一進一退の攻防が続き、レッズレディースはなかなか試合を決定付ける得点を奪えず、逆にあわや同点かと思わせるシュートがクロスバーに当たるなど、何度も同点のピンチも迎え前半15分までの「楽勝ムード」も、すっかり忘れ去ってしまい不安さえ覚える試合展開でした。
後半33分、左サイドからのコーナーキックのボールはファーサイドへ流れ、後半の15分から交代で入り右サイドで待ち受けていたMF保坂のどか(ほさか のどか)選手が拾って、そのままダイレクトでシュートを打つと、ゴール左のサイドネットに突き刺さり、ようやく試合を決定付ける3点目を奪う事が出来ました。
そして、湯郷ベルの反撃をしのぎタイムアップ。
3−1で、「ホーム最終戦」を見事勝利で飾り、この日1400人ほど集まったレッズレディースのサポーターと喜び合いました。
試合終了後には、この日の2点目を挙げたFW北本綾子選手と、後半の途中から交代で出場してチームの勝利に貢献したFW若林エリ(わかばやし えり)選手との「握手会」があり、300人ほど集まったサポーターたちから激励を受けていました。
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- 事務局に通報しました。
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