CL と セミファイナル

遂に、チャンピオンズリーグの準決勝の週となった。
バルセロナ、ビジャレアル、アーセナル、ミラン。

3 大リーグと呼ばれているリーグからの出場チームが 4 チームと期待通りの活躍をしてきたシーズンだったのではないだろうか。

特にスペインに至っては、マドリーの低迷が目立ったここ数シーズンだったが、初出場ビジャレアルの快進撃、前評判通りの強さを見せているバルセロナとスペイン勢の活躍が目立つ。
特にバルセロナは、安定したパフォーマンスを披露している。バロンドールのロナウジーニョを中心に、ライカールト監督は攻撃的なチームをよくまとめている。
中堅クラブでも結果が出せる事を見せているビジャレアルは、数年前のリーズを見ている程の活躍なのかもしれない。

そして、初の準決勝進出を果たしたアーセナル。ユナイテッドが予選リーグで早々と敗退し、ディフェンディングチャンピオンのリバプールは不覚をとり、優勝 候補に挙げられていたチェルシーはバルセロナの前に敗れ去った事を考えれば、期待通りの活躍だろう。若手を中心にシーズン開幕からチームを調整し、後半に なってからのアーセナルは脅威のあるチームとなっている。
マドリー、ユベントスとヨーロッパのリーグを代表するビッグクラブを相手に勝ち残り、エースアンリの好調など、期待は膨らむばかりだろう。

イタリア勢は、ベスト 8 まで 3 チームが残っていたにも関わらず、勝ち上がれたのは、ミランのみ。ヨーロッパの大会での経験値が強みを見せている。特に今年に入ってからチームを牽引して いると言ってもおかしくない、インザーギの活躍は全盛期を思い出させ、大事な試合で必ず結果を出している数少ない FW の 1 人である事に間違いない。

全ては、今週と来週の試合で決勝の対戦カードが決まる。
ここまでくれば、どのチームが勝ち上がってもおかしくないとは思うが、"いい試合が見れる" という期待感を毎年 CL 準決勝は抱かせてくれる。

1st leg の試合を楽しんで見れればと思う。