J1第11節 大宮−広島@駒場スタジアム

「命懸けて戦おうぜ!」
大げさなんかじゃない。俺たちは心の底から勝ちに飢えていた。
そんな気持ちを揺さぶられ、コールリーダーの檄に熱くなる。
先日の日産スタジアムもそうだったけど、この日の駒場も関東各地だけじゃなく、
広島から、名古屋から、仙台から、、、日本全国の紫のサポーターが大勢集まった。
みんなJ屈指のアウェイサポーターだと思う。自信と誇りを持とう!

そんな俺たちが支えるのは勝ちに見放されもがき苦しむサンフレッチェ。
この日もガチガチに引いて徹底して守備の建て直しを図る。
当然のことながらボールを支配され、耐える時間が続く。
危ないシーンが何度となく訪れる。
そのたびに戸田が体を張ってピンチの芽を摘み、最後は下田が絶対的な壁として立ちはだかる。
そんな中「これしかない」という数少ないチャンスをヒサトが決めて先制。
しかし浮かれている余裕はない。
すぐさまサンフレッチェコールで引き締める。

「気持ち!気持ちでは絶対負けるものか!」
サポーターは祈りにも似たコールを選手に送り続けた。
後半も防戦一方。
オフサイドに救われてヒヤリとした場面もあった。
ベットが負傷し担架で運ばれた。ピッチ上は一人少ない。

・・・ロスタイム3分は異常に長く感じた。

そしてタイムアップ。

うぉぉぉぉぉぉーーーー!!!
おい!みんな前来い!選手たちを迎えてやろうぜ!!!来いよ!来いよ!
スタンド最前列にサポーターが集結する。
そしてちょっとはにかみながらも待たせたねって感じで近寄ってくる選手たち!

あとのことはよく覚えてない。
選手の名を呼び、仲間と抱き合い、握手をし、、、
とにかくたくさんの仲間に声をかけ、できる限りの喜びを表現した。
泣くヤツもたくさんいた。もしかしたら俺も泣いてたかもしれない。けど忘れた。

確かに中身のないサッカーかもしれない。
次の福岡戦も愚直なまでに不細工なサッカーを貫くと思う。
けど勝つためには、生き残るためには、今はこれしかない。
やるしかない。もうやるしかないんだ。

次は中断前最後のリーグ戦となる。
俺も気合入りまくりだ。もう早速広島入りしてる。
あとはホームで最高の雰囲気で迎えてやるだけだ。
勝とう!勝つしかない!
サポーターズシートが気持ちをひとつにして戦えばスタジアム全体が盛り上がる。
今は場所なんて関係ない。
ひとりひとりがサンフレッチェを支える誇りを胸に最後まで戦い抜こう!

さあ!やっと開幕だぜ!

 

(これまたこちらからのコピペ)

http://www.sanfrecce.org/archives/2006/05/post_148.html

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