【アウェーゴール理論】

今日はちょっと、アウェーゴールについて書いてみよっかね。
最近しきりと持て囃されることもあるアウェーゴール、
ちょうど、折りしも、CLクォーターファイナルの2レグもあるこってすし♪

アウェーゴール、面白味は充分、十二分にあるし、理解もするけど、
過大評価しちゃいけないのもまた事実。

要するにアウェイゴールってのは、一種「深読み」の心理であって、
場面や状況によっては、試合の動きをより大きくして、より面白くはするけど、
結局はトータルスコアが並んだ場合にのみ作用するものであり、
リードしてるチームは、やっぱりリードしてるってことが真実。

だから、2レグを迎える前に、
アウェーゴールを過大評価すべきではない、とも思うワケ。
タラ・レバ厳禁ということの、まさにタラ・レバに当て嵌まる時もあるってこと。
(昔どっかでタラ・レバみてーなタイトルの曲あったな・・・え!?古っ!)

だから、例えばアーセナルもポルトも、
彼らのゴールが、現時点においては、
決して2ゴール分の「重さ」があるわけじゃない。

ただし、ビジャレアルやマンUが、
必要以上に怯えたり意識してしまうと受身心理やプレッシャーになるし、
攻める側には勢いを与えてしまう、そんな「重み」があるということ。
「重さ」そのものじゃなく、「重み」ってことね。

感覚的なモン、と言ってもいいかもしれないね。
それは凄く相対的で、曖昧なモンでもある。

例えばアウェイゴールとは、「恐れ」のことでもある。
「恐れる」という心理活動、メンタル。
「大胆さ」と「恐怖」の、表裏一体の揺れ動き。

試合の局面で、その「恐れ」に、
受け身で守りに入ってしまったり、プレッシャーで消極的なプレイに傾いたり、
そういうがんじがらめ系の緊張感や、
試合がゴールで動いた時、それが2点の「重み」を持って作用する局面で、
より一層、受け身側は落胆や絶望に気圧されたり、
あるいは、「恐れ」と「大胆さ」の心理が逆転したりと、
その「心の動き」が見て取れる展開、「心の揺れ」が見える展開が、
心理を共有し、見る側にも緊迫を強いて面白味を添加すると、
そういうモノだと考えている。

アウェーゴールは結果論だ、と言ったら言い過ぎだけれど、
それはトータルスコアが並んだ時のみ、その「瞬間」だけに作用するルールであり、
アウェーゴールという心理的負荷が試合展開をより大きく動かしたり、
攻撃的な闘争心や受け身の姿勢を引き出すことはあっても、
アウェーゴールの差で勝ち切る、などという戦略を最初から立てるチームはないのだから、
アウェーゴールというのは飽くまで従属的な要素であること、
それは忘れてはいけないと思うのだ。


そんなワケで、今日のブログは【テイクアクション!】です。
ナカタのプロジェクト話、ですな。

よろしかったら、どぞ♪
http://wearecrazy.exblog.jp/
『Road to PK BAR(仮名)』

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