【代表選手選考基準】
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吉田大五郎
2007年04月10日 11:27 visibility58
おい、おいおいおい!
どーなってるんだ、すぽると!!
眠気こらえて、いつもより遅い時間まで待ち続けていれば、
「まんふと」ナシで終わっちゃうのかよっ!?
終わっちゃったよっ!(ミムラ風に)
4チャンだかでロナウドのゴールシーン含め幾つか見たけど、
映像量、少ないなー、くそー。
そりゃ確かにね、僕はYAWARA・猪熊は好きですけど、
田村改めタニリョーコはYAWARA認定してませんし(笑)、
谷が嫌いなわけじゃないし、柔道の代表選考も物議醸す部分あるモノだけど、
いかにもフジTV的なノリ・企画・進行内容で潰れるたぁ、
欧州フットボール、残念無念。
まぁでも、ロナウドのまたぎ、見ましたよ。
DFが固まってしまうあの間合い、あのタイミング、あの仕掛け、
やっぱりタダモノじゃない、スーパーなロナウド。
上半身デブでも、ヒザから下の動きだけは、
シュートもフェイントも別人みたいにすげー。
CLのマンシーニに感化されて遺伝したのかもしれないけど、
最後のまたぎの後のシュートの踏み込み、そのままモーションに入って撃つ、
打つべし打つべし打つべし、DFも足出せない、GKも完全に遅れてる、
すんばらすぃ。
というワケで、各国リーグ状況の簡単なまとめが今日のブログ、
よろしかったらコチラでどぞ♪
『Road to PK BAR(仮名)』
http://wearecrazy.exblog.jp/
さて、その柔道の世界選手権の選考。
負けた谷を選んだことについての議論、
あれだけの選手であれば、ファンもいればアンチもいる、
見方は両面。
心情的にも、復活して欲しい、やっぱり勝てるのは、
という思いの反面、
優勝したのに可哀想、理不尽だ、公平じゃない、
というスッキリしない気持ちもあるだろう。
僕が読んだ、見聞きした中では、こうだ。
1つは、柔道という極めてお家芸、極めて優勝が至上命題である種目の場合、
出場することは金メダルを取れるかどうか、
という価値基準・判断基準が置かれること。
1つは、国内で勝っても外国人選手との対戦には相性もあれば経験もあり、
国内戦優勝イコールではない部分もある、ということ。
1つは、そもそも「一発勝負」の選考ではないということ。
それが理由に、過去にも優勝者以外の選出はあったし、
今回も、谷だけでなく泉も、そうした国際経験に基づく、というもの。
大まかに、こんなところだろうか。
以前、カールルイスと言えど、
全米選手権で敗れれば五輪の代表にはなれない、
というアメリカの単純明快な「スポーツ論理」の話をした。
ファウルで失格しても救済はなし、全員同じ土俵の一発勝負、
という分かりやすさは、確かにそこに存在する。
そういった事情と比較すると、
日本の選手選考はマラソンも含め、常に分かりにくさを内包するきらいはある。
例えば、陸上であれば日本とアメリカの層の厚さは雲泥の差だけれど、
柔道ニッポンと言われるお国柄であれば、
誰が出ても勝ち進めるくらいの土壌は持っているハズだし、
野村だって内柴だって初めは五輪ブレイクみたいなもので、
国際経験にしても出ないことには積むことすら出来ないじゃないか、
という論理もある。
いずれにしろ、今回の谷の決定については、
それが正しかったか、正しくなかったか、
それは結果が教えてくれる、
ということではなく、
こういう決断をした以上、谷にはより高いハードルが課されたワケで、
もし世界選手権で惨敗を喫すれば、
(惨敗のレベルもお家芸だけに高く設定されるのだろうが)
五輪選考では上乗せ評価はもうあり得ないと、
現状でハッキリさせるべきだし、
仮に今回の選手権で金メダルを獲得しても、
国内で2位である以上内定はしないとか、
そういう考え方を示すべき、示させるべき、であると思うのである。
マスコミの柔道連盟への質問も、
番組での谷への質問も、
そういう部分を突いて欲しい気がする。
そして、世界選手権の結果を受けたら、
柔道連盟を再度、想定されることを予め問い質すのだ。
悪い意味でなく、「密室」という言葉や判断を避けるためには、
そうやって掘り起こしていくしかない。
野村は、タイムスケジュールを逆算して、
世界で戦い、敗れて、今回の体重別に臨んだ。
谷はそうではなく、今回の選考会を復帰のタイミングに選んだ。
それぞれの事情があるし、
野村だって描いた青写真とは異なる進行加減であるかもしれない。
けれど、その道を選んだのは選手自身である。
全力を尽くすしか出来ない、
それが選手であれば、その全力に報いる選考責任を果たすことは、
自明であろう。
- 事務局に通報しました。
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