23日目

  • Sabaggio
    2006年07月06日 21:17 visibility68

ポルトガルーフランス

 

前日行われたもう一方のセミファイナルとは打って変わって凡戦に終わってしまった。

新興国家のポルトガルはベスト4で満足してしまった感がある。

頼みのデコは不調でフィーゴも疲れからか衰えを隠せず、死に物狂いで勝ちに行ったドイツやイタリアのような執念も感じられなかった。

そんな中、C・ロナウドはあの若さで激しいブーイングにも動揺することなく、あれだけのプレーを見せて

くれて将来大物になりそうな予感も・・・。

しかし決勝Tの3試合で1点しか取れないような決定力では決勝進出なんておこがましいわな。

 

毎回不要論の出る3位決定戦。

こんなオマケみたいな試合で、空気読まずにホスト国に勝っちゃうわけにもいかないし、クローゼの得点王確定興行になるのかな。

でもクリンスマンも『意味の無い試合は止めようよ』みたいないこと言ってるしお互い辛いよね・・・。

ホントにやんなきゃいいのに・・・、こんな敗者を晒し者にするような試合。

 

フランスは内容よりも結果にこだわった。

これは以前のフランスには見られなかったことで、やはり1度W杯を獲得したことで大国としての意識が芽生え始めたか・・・、良い悪いは別としてね。

スペイン、ポルトガルを破って決勝進出したフランス、しかもポルトガル戦はジダンのPKが決勝点。

イタリアはホスト国との激闘を制してのファイナル。

驚くほどEURO2000と酷似した状況。

今度こそ6年前の残り30秒のリベンジだっ!

この試合のフランスを観て優勝に値するチームとは思えなかった。

ホスト国を倒すという難行をイタリアにやらせておいて、おいしとこはフランスが持って行くなんてまっぴらだ! 

ジダンのその輝かしいキャリアは、彼が成長したカルチョの国、そして彼を育てたリッピ率いるアズーリにW杯の決勝という最高の舞台で敗れるというこれ以上ないドラマで幕を閉じる!

 

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