14日目
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Sabaggio
2006年06月23日 01:56 visibility82
祝グループE首位通過!!
とりあえずホッとしました・・・・・・。
ジラルディーノの1TOPという守備的な布陣で臨んだイタリアに対し、勝つしかないチェコが前半から飛ばしてきたことで序盤は浮き足立つアズーリ。
しかも守備の要のネスタが負傷OUTで、退場&PK献上王マテラッツィIN!
いや〜、背番号23がサイドラインに見えた時は正直もうダメかと思った・・・。
そんな劣勢の中、イタリアに流れを引き戻したのがピルロ。
中盤の深い位置から前線に、何気ないしかし糸を引くように正確なパスを何本も通すことでチーム全体にリズムが生まれる。
そして、な、な、な、なんとマテラッツィ・・・。
CKから物凄い打点のヘディングを叩き込む!
これで3試合連続セットプレーからの先制ゴール。
前半終了間際にポラークが退場になって以降はだいぶ楽な展開に。
相手にボールを持たせておいて肝心なとこはキッチリ締め、少ない人数でのカウンター。まさにイタリア十八番の戦い方。
最後はそれまで何度も決定機を外していたスーペル・ピッポが決めて勝負あり。
インザーギの何度オフサイドに引っ掛かろうが何度チャンスで外そうが、10回ミスっても1回をものにすれば自分の勝ちなんだと、常に相手DFとの駆け引き繰り返しながら最後には自分の所にボールがこぼれてくると信じてゴールを狙いボールを要求し続けるこの姿勢。
このゴールに対する貪欲さが、ずば抜けてテクニックが有るわけでもない、フィジカルが優れているわけでもない、身長も普通で線も細い彼がゴールを決め続けられる理由であり、日本のFWが一番学ばなければならない点ではないでしょうか。
各選手採点
ブッフォン 7・5 今大会、各国のGKを悩ませている新ボールも世界最高のGKには関係なし。
ザンブロッタ 6・5 ここ数年、この選手の悪いプレーって殆ど見た記憶が無い。安定したパフォーマンスで常にチームに貢献。
ネスタ 6 3大会連続でW杯で怪我・・・。早期復帰を熱望する!
カンナヴァロ 8 フィードミスはあったが、バロシュに何もさせなかった。小さなカピターノの偉大さを再認識させられた。
グロッソ 6 ザッカルドよりも遥かに良い。今後は攻撃面でも頑張ってもらいたい。
ピルロ 8 この試合でも別次元のプレーを披露。ミランでの今シーズンの不振が嘘のよう。
ガットゥーゾ 6 代表だと身の程知らずなお洒落なプレーをしようとして失敗する。中盤で相手を追い回す運動量はさすが。インザーギのゴールの瞬間、リッピにビンタかましてたように見えたが、一体何をやっていたんだこのバカは・・・?
ペロッタ 7 DFラインの一つ前で相手の攻撃を防いだと思えば、相手ゴール前に顔を出す。かと思えばまた相手のカウンターの芽を潰す。驚異的な運動量!
カモラネージ 5・5 いらない。マルキオンニ選ぶべきだったよ。アルゼンチンに熨し付けて返してしまえ!
トッティ 5・5 やりたいことに体がついていってない感じ。本人ももどかしいだろうがまだコンディションが良くない。少ないタッチ数でのプレーは見方に良いリズムを与えていた。
ジラルディーノ 6 前線で体を張ったポストプレーは良かったがゴール前でシュートに絡むシーンを見たい。
マテラッツィ 7・5 まさかの先制ゴール!守備もめずらしく安定していた。
インザーギ 7 長期に渡る怪我から見事復活。以前とまったく変わらない終始ゴールを狙い続ける姿には感動すらおぼえる!
バローネ 6 2点目の起点となるインターセプトは見事だった。バックアップとして貴重な存在。
個人的なMOMはカンナヴァロかな。バロシュが子ども扱いだったからね。
ロシツキーを完璧に封じ込んだ中盤のディフェンスも素晴らしかった。
チェコ敗退は凄く残念。ブラジルとやるとこ見たかったな。
まぁ他のチームを心配できるような余裕はなかったし、この厳しいグループを首位で抜けることができて一安心。
F組2位はオーストラリアよりはるかに戦いやすいクロアチア希望。
- 事務局に通報しました。
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