
ハメド様々な逆転劇
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和田浜
2010年06月08日 20:16 visibility123
ガイナーレ鳥取は6月6日、ホームのどらドラパーク米子陸上競技場で横河武蔵野FCと対戦しました。
JFL前期第14節でした。前日の試合でSAGAWAが敗れたので、無敗はガイナーレ鳥取だけとなっていました。やや薄雲が広がっていました。まずまずのコンディションだったと思います。この試合も風はやや強めでした。そんな中、3,172人の観衆が集まりました。この試合は山陰放送と中海テレビが中継していました。また、インターネットでも配信されていました。
試合は、いきなり動きます。前半2分に横河武蔵野FCが先制しました。かなり離れた位置から思い切りよく打たれたシュートはGK小針選手の逆を突きました。試合の主導権は、どちらかと言えばガイナーレ鳥取にあったと思いますが、横河武蔵野FCも数少ないチャンスにゴール前へと迫り、要所要所でガイナーレ鳥取を脅かしていました。
ハメド選手の個人技で同点に追いつきます。50メートル近くの独走でした。相手選手を4人かわし、コースが空いた瞬間に放たれたシュートが決まりました。実に圧巻なゴールでした。
後半に入るとガイナーレ鳥取が再三、シュートを打つものの、精度に欠き、ゴールネットを揺らすことができません。終盤、疲れたところを交代で入ったフレッシュな横河武蔵野の選手に攻め込まれ、度々、ピンチを迎えますが、GK小針選手のファインセーブと相手の決定力不足に助けられました。
試合はロスタイムに入っていきます。ロスタイムは3分でした。残り僅かになった時、ハメド選手のスピンがかかったクロスが、そのままゴールに入っていきました。見送った相手GKは倒れ込んで宙を眺めていました。あとはタイムアップを待つだけでした。横河武蔵野FCのクロスが外れて試合終了になりました。しばらく両チームの選手とも、その場から動くことができていなかったです。かなり消耗しているのが伝わってきました。
同点弾、逆転弾とハメド様々の試合でした。ガイナーレ鳥取はシュートを20本も放ちながらも2点しか取れなかったのは課題を残しました。またしても先制点を許していますし、無敗の首位と言えども安泰ではありません。次節は2位のSAGAWAとの対戦です。今一度、引き締めを図ってもらいたいです。
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