
前期首位ターンを確定
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和田浜
2010年06月23日 20:19 visibility97
6月19日、ホームのとりぎんバードスタジアムでガイナーレ鳥取はツエーゲン金沢と対戦しました。
JFL前期第16節でした。17時にキックオフされる半ナイターでした。試合が進むにつれて湿度が高くなり、終わる頃にはかなり蒸し暑くなっていました。観衆2,819人で、この日はW杯「日本ーオランダ」戦があったため、家路につく足も早かったです。今節はNCNが中継していました。
試合は開始早々に動きます。尾崎選手のFKを中山選手が折り返し、それを小井手選手が押し込みました。しかし、その後、プレッシャーがかからなかったところを突かれ、同点に追いつかれます。ガイナーレ鳥取はなかなか失点を止めることができません。嫌なムードが漂い始めた中、奥山選手がPKを得るのに成功し、落ち着いて自ら決めました。
2-1で後半に入りました。長らく膠着状態が続きます。ガイナーレ鳥取は梅田選手を軸に攻撃を組み立てるに対し、ツエーゲン金沢は久保選手を中心に突破を図っていました。両チームの最終ラインが踏ん張り、お互いに決定機を作らせませんでした。このままタイムアップを迎えるかと思われたのですが、ガイナーレ鳥取は美尾選手に代えて赤尾選手を投入します。赤尾選手は、これがデビュー戦でした。梅田選手からフリーでパスを受けると、思い切ってシュートを打ちました。それが見事に決まりました。ピッチに入ってから約45秒の出来事でした。
3ー1で、ガイナーレ鳥取がツエーゲン金沢を退けました。連敗はしませんでした。中山・三浦・赤尾のルーキートリオの奮闘が目立ちます。ガイナーレ鳥取の選手層の厚さを感じさせる試合でした。しかし、服部選手がイエローカードをもらったため、次節は出場停止です。守備の要が不在になるため、そこを突かれると苦しみそうです。
ガイナーレ鳥取は、この勝利で前期首位ターンを確定させました。
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- 事務局に通報しました。
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