マルティンス移籍って事はないな…
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べろぞぐる
2006年08月10日 16:58 visibility221
クレスポの獲得の余波で、僕のマルティンスが移籍の決断をするかも知れない。
国際舞台でも、イタリアでも実績十分のクレスポが加わった事でインテルのFWは5名。
アドリアーノ、マルティンス、クレスポ、クルス、レコバ。
マンチーニが2トップを採用しようが、3トップに軌道修正しようがファーストトップとして起用されるのは、上記の5名から1ないし2名になるだろう。(3トップのサイドにはフィーゴやソラリ、スタンコビッチなどの起用が予想される)
理想とすれば、FWは4名いれば十分な陣容。つまり、クレスポが加入した事で戦力的な上積みをしたものの過剰人員も抱える事になったと言う事。その中で、マルティンスが放出候補に上がっていると言う噂がある。
確かに個性を考えると、ポストになれるのはクレスポ、クルス。
決定力はクルス、アドリアーノ、クレスポ。
試合に強烈なアクセントを加える事が出来るレコバ。
マルティンスには爆発的なスピードとボディバランスと言う並外れた才能がある事は、全ての見解の一致する事だと思うが、昨期を見る限りではまだその才能をサッカーと言う競技の中に消化しきれていないと言う印象もある。才能に溢れていても、サッカーとして成立しなければリフティングも100Mのスピードも背の高さも才能にはなりえないのだ。
しかし、僕が敢えてマルティンスに固執する理由は彼の将来性にある。
少なくともマルティンスには豊かな身体能力をサッカーに消化するために十分な時間がある。それは他の4人が既に失ったものであり、身長などと同じようにいくら願っても思い通りにはならないものだ。例えばバルセロナの得点王エトーを考えて見ても、若くして才能を持て余していたレアル・マドリーが彼を手放した後の活躍、成長過程でヴィエラを手に入れながらも同じく成長を待ちきれなかったミラン等など、アフリカ系の選手は能力を消化した時にものすごい戦力を与えてくれる事がある。反面、潜在能力のままで終わる選手がいることも否めないが…
今後はスタメンやベンチに自クラブの選手や自国籍の選手に関する制限が設けられる可能性が高まっている中で、今まで育ててきた選手を単純な競争原理だけで切り捨てるような方針は、将来的なクラブ戦略を展望しても思わしくないと思われる。
マルティンスが将来インテルの屋台骨をさせる選手になれるかならないか?もう少し時間が必要だ。
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